コロナ感染爆発で自宅待機のLAより


 新型コロナウイルス感染最前線

外出禁止令のロサンゼルスより

新型コロナウイルスは、今やヨーロッパとアメリカで爆発的に感染が拡大しています。

日本は今のところ感染拡大抑止に成功しているかのように見えますが、渡航禁止措置などに伴い、感染が拡大している海外から帰国する人も多いと思います。

カリフォルニアでは、感染者が一番多い年齢層は20歳から49歳というデータが出ており、18歳以下の初の死亡例発表で若者は大丈夫という神話は崩れつつあります。

ロサンゼルスでは、現在外出禁止令が出て必需品の買い出しなど、必要最低限の外出以外できません。

生活必需品に分類されたカテゴリーのお店以外は全てクローズ。そんな状況で職を失う人も多く、大規模な感染拡大で経済損失も大規模になっていますが、人の移動を制限した方が被害を最小に食い止められるという判断による非常事態宣言だと思います。

若年層の移動を制限できていた休校措置が解かれるかもしれないと聞き、海外から見た日本がとても心配になり、自宅待機のロスからメッセージを届けることにしました。

感染拡大で日本全土がカリフォルニアのようにロックダウンされることの無いよう、一人一人が感染しないよう気を配ってお過ごし下さい。

感染拡大抑止の成功例として引き合いに出される日本ですが、感染したかどうかの検査数は韓国などに比べると圧倒的に少ないです。

アメリカは当初、トランプ大統領が「アメリカ人の感染リスクは低い」と言い放っていました。
CDCの新型コロナウイルス検査キットに不備があることが判明し、そもそもの感染チェックができていなかったのです。
しかし、検査数が増えるのに伴い、実は水面下で感染者が増大していたことが分かります。

日本で検査数が増えた時、市中感染がすでに広まっていた、なんてことになったら、それこそアメリカの二の舞です。

明日の日本が、今日のアメリカやイタリアのような状況にならないよう、どうかコロナを正しく怖がって、注意を怠らずにお過ごし下さい。


  • 現在、カリフォルニア州サンタモニカで娘と二人暮し中。アニマルシェルターレポートや、アメリカのオーガニックの現状、ペットフード・ペット事情などを発信しています。電子書籍「本当は怖いペットフードの真実』がRCFパブシッシングから出版されました。 メディカルハーブ協会認定/ハーバルセラピスト、日本成人病予防協会認定/健康管理士一般指導員、ペットロングライフカウンセラー。 趣味は書道と植物のスケッチ、手作り化粧品やハーブのチンキ作り、ヨガと瞑想。