ヤラー値上げのお知らせ
諸物価が値上がりする中、ここ9年間同じお値段のまま通してきたヤラーですが、
この度、お値段の変更をさせていただくことになりました。
遺伝子組換え食品が幅を利かせ、
大量の農薬や抗生物質が使わている中国産の食材の危険性が叫ばれ続ける中、
オーガニック食材を確保していくのは、年々困難となって参りました。
ヤラーはオーガニック認証が5カ国となり、さらに安全性を高める努力を進めております。
大変心苦しいお知らせで恐縮ではございますが、
諸般の事情をご拝察いただき、何卒ご理解いただければ幸甚に存じます。
お値段改定は2017年9月1日より実施されます。値上がり前に多めにご準備されたい場合は、8月31日までにご発注下さい。
(ヤラー新価格表は、ページ下部↓にございます)
気をつけて!安楽死の動物を原料にするペットフード
アメリカからの輸入フードが大半を占める日本のペットフード市場ですが、
最近のアメリカのフード業界はリコールと訴訟続きです。
ブルーバッファローのリコール後の従業員との訴訟
そして、最近のEvangers’のリコールでは、1頭のわんちゃんが亡くなりました。
リコールの後で、Evanger’sが納入業者を訴え、
愛犬が亡くなった飼い主さんがEvanger’sを訴えるという、
連鎖的な訴訟へと発展しています。
Evanger’sのフードにはペントバルビタールという、安楽死に使う麻酔薬が残留していましたが、「ヒューマングレード」と言って売られていました。
ヒューマングレードとか無添加とかナチュラルとか、
勝手なイメージワードによる販売戦略を信じてしまうことが、どれだけ危険なことなのか、
改めて考えないといけないのかもしれません。
レンダリングの闇 ペットフード表記の闇
アメリカのペットシェルターでの殺処分数、ご存知ですか?
1990年代は、500万頭のペットが安楽死され、
レンダリング工場へと運ばれ、
肉骨粉へと姿を変え、
そしてペットフードへリサイクルされていたと記録があります。
現状はというと、殺処分数は270万頭という統計が出ています。
レンダリング工場では、安楽死されたペットのほかに、
病気で死んだ(屠殺された以外の)家畜、
路上で轢かれた動物、
スーパーの廃棄食材などが一緒に処理されていきます。
肉骨粉は、ペットフードの原料名では
◯◯ミール、◯◯副産物、◯◯由来成分などと書かれ、
例えば鶏トサカや羽毛を使ったとしても「鶏類」という表示ができる、
便利な分類名表記が認められています。
真実は隠され、大切な家族が病気になるか死んでしまうという事態が起きるまで、
危険をはらんだフードは製造され販売され続けていきます。
愛犬・愛猫を守れるのは飼い主さんだけ!
ルシアンでパピヨンやプードルのブリーディングをしていた時、
60頭の犬たちがどうして皮膚病になったり、下痢が繰り返して起こるのかとても不思議でした。
プレミアムフードと言われる、そこそこお値段の高いフードを取っ替え引っ換え使っていたのに、
トラブルは一向に改善するどころか、生まれる子犬が奇形児だったりすることまでありました。
プレミアムフードの原料は肉骨粉だと知って、愕然としました。
愛犬や愛猫には、是非「認証」のあるフードを選んで下さい!
第三者の監視の目が入るか、勝手な自社基準で製造するかで、大きな安全性の差が生じるのです。
ヤラー新価格表
危険なペットフードの見分け方を知ろう!