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抗生物質は風邪に効かない


 

2017年11月、国立国際医療研究センター病院AMR臨床リファレンスセンターは、抗菌薬・抗生物質の正しい知識や使い方について聞いたネット調査の結果を発表。

抗菌薬・抗生物質とは何かを知っている人はわずか37%、約2人に1人がインフルエンザや風邪に有効と答えるなど、誤解の多い実態が浮上したそうです。

 

あなたは、抗生物質が風邪やインフルエンザなどの「ウイルス性の疾患」には効かないことをご存知でしたか?

 

virus-and-mask

 

以前にも、薬剤耐性菌(スーパーバグ)の記事を書きましたが、抗生物質の過剰使用の問題は未だに解決されずに続いているようです。

 

抗生物質を服用すると、体内の細菌の大半は死んでしまいます。

 

しかし、抗生物質が効かないように変化した細菌が生き残っていくことで、耐性菌の発生サイクルが進んでいきます。

 

このような薬剤に耐性を持つ菌を作る機会をむやみやたらに増やしてしまうことは、せっかくの抗生物質の恩恵を無にしてしまうことにつながるのです。

 

 

風邪やインフルエンザに抗生物質が処方された時は、「抗生物質はウイルス性の疾患には効果がないと思いますが、何のために飲むのですか?」と医師に確認すると良いと思います。

 

 

こういった知識を持つことは、耐性菌の発生を防止するだけでなく、副作用の被害を被ることから自分自身を救うことにもなります。

 

実際に、薬の副作用で年間10万人が死亡しているというデータ[カナダのトロント大学の研究者がアメリカ医師会雑誌(1998年10月)に発表]も出ています。

 

心臓病、がん、脳卒中に次いで4番目の死亡原因が「薬の副作用」というのは、あまりにも不幸で皮肉な結果だと思います。

 

薬を飲めば病気が治る、病気になったらお医者さんに治してもらう。

 

そんな風に思っていませんか?

 

確かに、抗生物質の第一号「ペニシリン」が発見された当時は、抗生物質に救われた命があったのも事実です。

公衆衛生の問題などがクリアされた現代とは、人々の生活する背景が大きく異なる時代の話です。

 

人もペットも、食事をはじめとした基本的な生活習慣を見直し、自己免疫力を高めていくことで「治癒」を目指すという方向へシフトしていく必要があるのではないでしょうか。

 

 

抗生物質に関する過去の記事もご参照下さい

抗生物質と耐性菌-その1(ウイルス性の風邪が9割)

 

抗生物質と耐性菌-その2 (最強の抗生物質でも殺せない細菌)

 

抗生物質と耐性菌-その3(抗生物質が人も動物も太らせる?)

 


  • ルシアン代表・すばる動物病院院長。栃木県生まれ。酪農学園大学獣医学部卒、獣医皮膚科学会所属獣医師。薬の長期連続投与より、ナチュラルケや予防医学に力を入れたいという思いから、メディカルハーブ協会・ハーバルセラピスト資格も取得。飼い主さんの良きアドバイザーになれるよう日々勉強中。趣味はスキーとテニス、時々ゴルフ。

インフルエンザの認識 間違っていませんか?


インフルエンザが猛威をふるっています。

感染症関連のニュースの詳細はこちら↓

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することで発症する気道感染症です。
単なる風邪(一般的な風邪症候群)と違い、重症化しやすいと言われいていますが、体調が思わしくない時、果たして単なる風邪なのかインフルエンザなのか、区別が難しかったりします。

自分が感染しないためにも、家族や周囲の人に感染を広げないためにも、インフレンザに関する正しい認識を持って、きちんと対処したいものですね。

さて、あなたのインフルエンザに関する認識は正しいでしょうか?一度おさらいしてみましょう。

インフルエンザにかかると高熱が出て、急激に体調が悪化することが多いようです。そのため、風邪とインフルエンザの区別は「高熱」が出るかどうか、と考えている方も少なくないと思います。

しかし、インフルエンザに’かかっても高熱が出ないことがあります。
インフルエンザB型ウイルスに感染した場合、高熱が出ないケースが多々あります。

インフルエンザA型ウイルス感染した場合は、通常、急激に38〜40度の熱が出ます。一方、インフルエンザB型ウイルスに感染した場合、37度前後の微熱の領域から38度くらいの発熱の場合が多いのです。

B型ウイルスに感染した場合、下痢や嘔吐などの消化器系の症状が発症しても、高熱が出ない場合があります。
高熱が出ないからインフルエンザではないと誤った判断をしてしまうと、学校や会社に行ってしまうことで、ウイルスを周囲に撒き散らす結果になってしまうので注意が必要です。

マスクはインフルエンザ感染からあなたを守ってくれるのでしょうか?
マスクをすることは、インフルエンザウイルス感染を防御する上で効果的なのでしょうか?

一般的に市販されている不織布のマスクは、繊維の間隔が約5マイクロメートルと言われます。インフルエンザウイルスの大きさは、約0.1mマイクロメートル。ですから、物理的にウイルスがマスクを通過するのを防ぐのは不可能のようです。

では、マスクを着用する意味は全く無いのでしょうか?

マスクはウイルスの侵入を防ぐことはできませんが、鼻や喉の粘膜の乾燥を防ぐことができます。
ウイルスが粘膜に付着することでインフルエンザに感染するのですが、粘膜を乾燥させず湿潤に保つことがウイルスの付着を防ぐのに有効なのです。

また、飛沫感染といって、くしゃみや咳によりウイルスが撒き散らされて感染が拡大しますが、マスクを装着することでウイルスを拡散せずにすみます。

咳が出る、病み上がりなどの時のマスク装着は、マナーの問題に留まらず、社会的な感染拡大防止に必須と言えそうです。
粘膜の乾燥防止、ウイルスの拡散防止に、マスクを上手に活用することが感染拡大防止に有効ですね。

予防接種を受けたら、インフルエンザ感染予防は万全なのでしょうか?

予防接種を受けたのにインフルエンザに感染してしまったと言う話を聞いたことがありませんか。

折角予防接種を受けたのに感染するなんて、これはいったいどういうことなのでしょう。

国立感染症研究所のデータによると2017〜2018年シーズンのインフルエンザは
■ A型 Singapore(シンガポール)■ A型 Hong Kong(香港) ■ B型 Phuket(山形系統)■ B型 Texas(ビクトリア系統)
の4種類が流行予測によりワクチン株として採用されています。

このワクチンが対応しているウイルス以外は、予防接種で防ぐことができません。

また、シーズン中に、一度インフルエンザに感染したとしても、もう感染する心配がないとは言えません。A型にかかって、新たにB型に感染することもあります。

予防接種を受けたからもう安心と油断せずに、うがいや手洗いなどの基本的な防御策は怠らないようにしたいものですね。

インフルエンザにかかると、ウイルスを拡散しないために登校禁止、出勤停止措置が取られます。

一日も早く回復して、学校や職場に戻りたいと思うのが人情ですが、復帰時期を誤ると新たな感染を引き起こしかねないので注意が必要です。

発症後、最低五日間は安静にして回復に務め、熱が平熱に戻った日から二日間はさらに安静にしてて過ごします。

学校や会社などの集団生活の場では、またたく間に感染が広がって集団感染を引き起こしてしまいます。

恢復後に登校、出社する際は、マスクの着用をお忘れなく!

同じ会社の同じ部署の同僚、同じ教室で勉強するクラスメート。生活する環境は同じなのに、インフルエンザにかかる人と、元気に過ごす人がいるのはどうしてなのでしょうか?これはどこに違いがあるのでしょうか?

ウイルスが体内に侵入した時、体は防御作用を発揮してウイルスをやっつけにかかります。

その時、体の免疫力を高くキープできていればインフルエンザウイルスに感染しないで済みます。

免疫力を高く保つために、大切なのは日頃の生活習慣です。早寝早起き、栄養のある食べ物を食べる。

わざわざ改めて言われなくても分かっていることがきちんとできているかどうかが、感染してしまうか、元気に過ごせるかの分かれ道なのです。

休養と栄養の極意には、こちらのコラムも参考になります↓

インフルエンザにかからないための そもそもの極意はこちら↓

腸内環境整備に役立つのはこれ↓


  • 現在、カリフォルニア州サンタモニカで娘と二人暮し中。アニマルシェルターレポートや、アメリカのオーガニックの現状、ペットフード・ペット事情などを発信しています。電子書籍「本当は怖いペットフードの真実』がRCFパブシッシングから出版されました。 メディカルハーブ協会認定/ハーバルセラピスト、日本成人病予防協会認定/健康管理士一般指導員、ペットロングライフカウンセラー。 趣味は書道と植物のスケッチ、手作り化粧品やハーブのチンキ作り、ヨガと瞑想。

インフルエンザ予防 そもそもの極意とは?


インフルエンザの主な感染経路は、感染者の咳やくしゃみで飛散したウイルスを吸い込む事で感染発症する『飛沫感染』と、
手などに付いたウイルスを口から体内へ入れてしまう『接触感染』の2種類のルートがあります。

このウイルス感染経路を踏まえて、インフルエンザを予防するにはどうすれば良いか。

もうわかりきったそもそものお話ですが、インフルエンザにかからないために、もう一度おさらいしてみましょう。

 

手を洗うこと。これは誰もが分かりきったことで、子供の頃からずっと聞かされてきたと思います。

私たちの手は、毎日色々なものに触れ、様々なアイテムをつかんでいます。
意外にも、あなたの手が常につかんで離さないスマホには、他の物よりも多くのウイルスが存在しているのだそうですよ。

不特定多数の人が触っているドアノブや電車のつり革など、外出したらウイルスに遭遇する場面は数限りなく存在しているとくことになります。
デパートや駅などにあるパブリックのトイレも要注意の場所です。

接触感染ルートで問題なのは、こうしてウイルスがたくさんくっついた手で、知らず知らずのうちに顔を触っていること。

口の周辺がこそばゆいからと無意識のうちに掻いていたり、目が疲れたと目をこすったりする、日頃の何気ない仕草が、ウイルスを体内に運び込んでいきます。手を洗わずにハンバーガーやフライドポテトをつまんだら、食べ物と一緒にウイルスを体内へ入れていることになりますね。

手を洗う前の手には、約100万個のウイルスが残存しているそうです。15秒水ですすぐと1万個に減ります。 [除菌を万全にしてインフルエンザに備えたいなら→これ]

インルエンザにかかるのを防ぐには、まず手を洗うというのが鉄則。

タイミングとしては、トイレの後、外出先からの帰宅時、調理する前がポイント。

適切なタイミングで、きちんと手を洗う!

こんなごく当たり前のことが実は予防のそもそもの極意。

分かっちゃいるけど、、、というあなた!インフルエンザにかかって辛い思いをするより、手洗い励行の方がお得かも。

 

日本人は日常的にマスクを活用していますね。手術中の医師とか、有毒ガス発生の時の防塵マスクのような場面しか想像できない外国人はとても驚くようです。
高性能の使い捨てのマスクが、薬局やコンビニなどで手軽に手に入りますからね。

では、マスクをしているとウイルスの侵入を防げるのでしょうか?

マスク自体には、ウイルスを防ぐ効果はないかもしれません。自分が咳をしている時に、人様に向けてウイルスをまき散らさないための配慮としては有効だと思います。

ウイルス自体を防御することができないとしても、冬場のマスクの着用は、感染予防の見地からなかなか有効です。

なぜかというと、鼻や喉の粘膜の乾燥を防いでくれるからです。呼気に含まれる水分は意外に多く、マスクをすることでその水分を逃さずに、粘膜の湿潤に使えるという訳です。

粘膜を乾燥から守ることはインフルエンザ予防の鍵なのです。

粘膜の乾燥だけでなく、お部屋の乾燥にも気をつけましょう。

菌やウイルスは、気温が低く、湿度が低い環境でより活発に動きます。
室内の湿度を50〜60%に保つことが、感染予防のためには有効です。[除菌しながら湿度もキープできるのは→これ]

鼻や喉の粘膜とお部屋の乾燥を防ぐこと
これがかなり有効なインフルエンザ予防のそもそもの極意。

粘膜とお部屋の加湿に十分気を配ってみてくださいね。

 

早寝早起きの規則正しい生活と、栄養のある食事。これも、分かっちゃいるけどなかなかねぇ、ってところですね。

クリスマス、忘年会、新年会と続く冬の一連の行事が一息ついたら、規則正しい生活と食べ過ぎに気をつけるタイミング到来。

体を冷やさない食べ物を適量いただく。腹八分目という言い伝えは、的を得た健康法。聞き飽きたことでしょうが、インフルエンザウイルスに負けない体を作るのには、栄養と休息はとても重要。

免疫力を上げて、ウイルスに負けないで過ごしたいものですね。

栄養のあるもの、体を温めるものを適量食べて、ゆっくり眠る

インフルエンザ予防のそもそもの極意は、やはり誰もが知る基本的な事柄でした。

つまり、基本ができていれば、インフルエンザにかからないで過ごせるということになりますね。

 

 

休養と栄養の極意には、こちらのコラムも参考になります↓


 

感染症予防には空間噴霧が有効ですよ。




  • 現在、カリフォルニア州サンタモニカで娘と二人暮し中。アニマルシェルターレポートや、アメリカのオーガニックの現状、ペットフード・ペット事情などを発信しています。電子書籍「本当は怖いペットフードの真実』がRCFパブシッシングから出版されました。 メディカルハーブ協会認定/ハーバルセラピスト、日本成人病予防協会認定/健康管理士一般指導員、ペットロングライフカウンセラー。 趣味は書道と植物のスケッチ、手作り化粧品やハーブのチンキ作り、ヨガと瞑想。

感染症が猛威を振るう季節


インフルエンザやノロウイルスなどの感染症が猛威を振るう季節です。
家族全員が寝込んでしまうとこの無いよう、感染予防を心がけたいですね!最新ニュースと役立つコラムをご参考になさってください。
今年のインフルエンザの流行は◆A型とB型が同時に流行していて、一度感染しても違う方のウイルスに再度感染することがある
◆流行が早い時期から始まっている
◆ワクチンの製造が遅れた
◆統計開始後、患者数が過去最多を記録したなどの特徴があります。

[注意!]超音波加湿器を「水」だけで稼働すると雑菌が繁殖することがあり注意が必要です!
加湿器でレジオネラ菌感染か=高齢者施設で男性死亡-大分(2018/01/19-21:30 時事通信)大分県は19日、同県国東市の高齢者施設の入所者ら3人がレジオネラ菌に感染し、90代の男性が14日に死亡していたと発表した。
施設の超音波式加湿器から基準(100ミリリットル中10個未満)の2万2000倍の菌が検出されており、県は感染源とみている。
~感染症に関するニュースや情報を集めました~
感染症トッピクス Archive
感染症情報

インフルエンザ患者過去最多 283万人!

警報レベル越え
22018/1/26 12:58 神戸新聞厚生省は26日、全国のインフルエンザ患者数が1999年以降過去最多となったと発表した。医療機関受診者は前週に比べ倍増し、前年同期と比べても大幅に多く、ウイルスはA型B型ともに検出されている。

都内インフル患者「流行警報超え」 

過去5年で最多 集団感染が多く
2018年01月25日 18時33分 ハザードラボ今月21日までの1週間に東京都内で報告されたインフルエンザ患者数は、急速に増加。東京都は「インフルエンザが警報基準を超えて大流行している」と宣言した。昨年9月4日以降、小中学校や幼稚園、社会福祉施設など1570施設で集団感染が発生している。


■東京都以外でも インフルエンザが全国的な猛威■

埼玉県でインフルエンザ警報発令 A・B型とも流行 報告数最高水準に 2018.1.25 11:49 産経ニュース

千葉県でインフル警報 インフルエンザの患者報告数が急増し国の警報基準を上回ったため警報20発令 18.1.25 11:21産経ニュース

インフルエンザ警報宮城県内全域で 警報が出された時期は2017年とほぼ同じだが、患者数は850人近く多く十分に注意が必要。 2018年1月25日 18:33 FNN 仙台放送

インフルエンザ世界的に猛威 

若者や幼児の死亡例も
2018.01.25 Thu posted at 13:37 JST CNNニュースインフルエンザが世界で猛威を振るっている。米疾病対策センターによると、米国では今シーズンのインフルエンザで、これまでに子どもが少なくとも30人が死亡した。世界保健機関(WHO)によれば、インフルエンザの流行を原因とする重症疾患の患者は世界で年間約300万~500万人、死者は29万~65万人に上る。

通常の呼吸だけでも拡散していることが判明 

インフルエンザウイルスの伝播
2018年01月19日 21時00分 Gigazin多くのインフルエンザ患者が放出する呼気に含まれるエアロゾルの中に、空気感染を起こすに十分なインフルエンザウイルスが含まれていることが明らかに。くしゃみに含まれるウイルスの割合は、通常の呼気に含まれているそれと大きな違いはないという驚くべき事実も明らかになった。つまり、インフルエンザウイルスはくしゃみに多く含まれるというわけではなく、通常の呼気にも同じ程度の量が含まれて拡散されている。

インフル流行拡大 全国で推計124万人 

受験生や高齢者注意
2018年1月15日 15時50分 NHKニュースインフルエンザの流行が拡大している。9年前に「新型インフルエンザ」として流行したH1N1型ウイルスが約6割と最も多く、B型のウイルスも3割ほど検出されている。
国立感染症研究所の砂川富正室長は「複数のウイルスが流行する状態で、1度感染しても再度、感染するおそれがある。」と、受験を控えた生徒や高齢者などに手洗いやマスクの着用の徹底などを呼びかけている。

病院でインフル集団感染 

入院患者2人死亡
2018年1月15日(月) 18:00 時事通信秋田県の由利組合総合病院は15日、入院患者11人と職員6人がインフルエンザA型に感染し、70代と80代の入院患者2人が死亡したと発表した。 他に入院患者1人が重症。 消化器系の病棟を担当する看護師がインフルエンザと判明後、同じ病棟で職員や入院患者の発症が相次ぎ、80代男性、70代女性の患者がいずれも呼吸不全で死亡した。

インフルエンザ脳症 

意味不明な言動に注意!
2018年1月10日付 熊本日日新聞夕刊発症の初期には、幻視・幻覚や、意味不明な言葉を言うなどの異常行動がしばしば認めらる。昨季の脳症罹患数は117人、10歳未満が60%、5歳未満が39%を占める。かつては死亡率は約30%に上り、後遺症は25%の子どもに残ったが、死亡率は約7%まで改善。後遺症は約15%に残り、依然として重篤な疾患である。

インフルエンザで異常行動54件 

国、施策促す方針
2017年11月23日00時55分 朝日新聞デジタル厚生労働省の報告による異常行動は、タミフルで38件、リレンザ11件、イナビル5件の計54。うち、リレンザとイナビルを使った10代の2人は、マンションから転落するなどして死亡した。

殺人インフルエンザ日本上陸秒読みか

南半球で猛威
2017.10.23 7:00 ニュースポストセブン南半球、特にオーストラリアでインフルエンザが大流行している。豪政府の統計によれば、9月29日の段階で19万5312人の罹患者、417人の死亡者が確認されている。前年同時期のインフルエンザ死亡者は65人。今年はその6倍を超える死者が出る異常事態。昨年米国で大流行したH1N1型は、2009年発生の新型インフルエンザの系統だが、今回のH3N2亜型はそれよりも人に対する病原性が強い。特に免疫力や抵抗力の弱い高齢者や乳幼児、妊婦などが重症化。オーストラリアでも5~9歳、80歳以上の高齢者に感染者が多かった。南半球で流行したインフルエンザはその半年後に北半球で流行する傾向があり要注意。

老人福祉施設でノロウイルス

12人からウイルス検出
2018年1月10日 09時31分 毎日新聞京都府の老人福祉施設でノロウイルスの集団感染が発生。18人の利用者が嘔吐、下痢などの症状を訴え、12人からノロウイルスを検出。2人が入院している

飲食店でノロウイルス食中毒

ノロウイルス原因の食中毒と断定
2018年1月8日13時00分 朝日新聞デジタル島根県は7日、出雲市の飲食店で3日に食事をした20代の男女計13人が、下痢や発熱などの症状を訴えたと発表した。県はノロウイルスが原因の食中毒と断定。店を5日間の営業停止処分とした。












安全に除菌ができるって本当?[そもそもアクアリブって何?]
除菌に、消臭に、花粉対策に[アクアリブの用途]
空間除菌の活用方法[こんな場面で噴霧器を活用]
アクアリブ専用噴霧器-26畳用の詳細[液晶パネル付き]
アクアリブ専用噴霧-14畳用の詳細[シンプル操作]

  • 現在、カリフォルニア州サンタモニカで娘と二人暮し中。アニマルシェルターレポートや、アメリカのオーガニックの現状、ペットフード・ペット事情などを発信しています。電子書籍「本当は怖いペットフードの真実』がRCFパブシッシングから出版されました。 メディカルハーブ協会認定/ハーバルセラピスト、日本成人病予防協会認定/健康管理士一般指導員、ペットロングライフカウンセラー。 趣味は書道と植物のスケッチ、手作り化粧品やハーブのチンキ作り、ヨガと瞑想。

インフルエンザ脳症に注意


実は、私の娘も、インフルエンザ脳症にかかったことがあります。

7歳の時にインフルエンザの感染が元で発症しました。

病院で処方されたタミフルを服用した後、夜中に痙攣が始まり、うわ言を言い始めました。
ろれつも回らなくなりました。

脳症の特徴といわれる幻覚のためか、存在しないものが見えると言いだし、急に怖がりだしたりしていました。
そうこうしているうちに、呼びかけても反応がなくなり、救急車が到着した時には意識がなくなっていました。

病院で処置が始まっても、5時間くらいは意識が戻りませんでした。
本当に生きた心地がしないというのはこういうことだと実感しました。

幸いにも脳症の後遺症は残らずに済みましたが、一歩間違えればどうなっていたかも分かりません。

高熱は、体がインフルエンザウイルスと戦っているサインですが、あまりに高熱が続くと痙攣や脳症へと発展することもあります。
子供には禁忌の解熱剤もあることを念頭に置いた上で、適切なタイミングで解熱剤を利用するのが良いと思います。

インフルエンザ脳症の予防法は、インフルエンザそのものに感染しないようにすることしかありません。
毎日の手洗いやうがいを習慣にして、インフルエンザにかからないようにすることが大切ですね。

インフルエンザの流行がピークへと差し掛かる冬場。

インフルエンザにかかった子供が陥いる一番重篤な合併症に、インフルエンザ脳症があります。

後遺症を残したり、最悪の場合死亡する可能性もあります。
小さなお子さんがインフルエンザに罹患した場合は、経過を十分注意して見守ってください。

インフルエンザウイルスに感染した子供の体内では、免疫機能がウイルスと戦った結果として、炎症性サイトカインが過剰につくられます。
この免疫反応が過剰になった場合、全身の多臓器不全が起こり、重篤な場合は死亡するケースもあり、後遺症が残ることも少なくありません。

インフルエンザ脳症は、インフルエンザの感染に伴い、意識障害を主症状として急激に進行する脳障害です。
けいれん、意識障害、意味不明な言動などが起きます。

発症の初期には、幻視・幻覚や、意味不明な言葉を言うなどの異常行動がしばしば認められます。
このような行動が現れたらインフルエンザ脳症を疑う必要があります。

高熱による『熱せん妄』で起こる異常行動もありますが、脳症との区別は難しいです。
異常行動が長く続き、けいれんを伴うときは、すぐ医療機関を受診し、インフルエンザ脳症かどうかの医師の判断を仰いだ方が良いでしょう。

インフルエンザ脳症を発症するのは、10歳未満が60%、5歳未満が39%を占めます。
発症すると、かつては死亡率は約30%にのぼり、25%の割合で後遺症が残っていました。
近年では、死亡率は約7%まで改善されました。しかし、依然として後遺症は約15%に残る重篤な疾患と言えます。

厚生労働省のインフルエンザ脳症ガイドラインによると、インフルエンザ脳症を疑う必要がある異常行動の例として

◆両親を認識できない。いない人がいると言う。
◆食べ物と食べ物ではないものの区別がつかない(自分の手を噛むなど)
◆意味不明な言葉を発する。ろれつが回らない。
◆怯える、恐怖を訴える
◆急に怒り出したり泣き出したりする。大声で歌い出す。

などの行動が挙げられています。

アスピリンや、ジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸は、脳症を誘発することがありますので、高熱がでたからといって、自己判断で安易に解熱剤を使うのはやめましょう。
解熱剤としては、アセトアミノフェンが推奨されます。

脱水症状を起こさないよう、水分補給を心がけて下さい。


  • 現在、カリフォルニア州サンタモニカで娘と二人暮し中。アニマルシェルターレポートや、アメリカのオーガニックの現状、ペットフード・ペット事情などを発信しています。電子書籍「本当は怖いペットフードの真実』がRCFパブシッシングから出版されました。 メディカルハーブ協会認定/ハーバルセラピスト、日本成人病予防協会認定/健康管理士一般指導員、ペットロングライフカウンセラー。 趣味は書道と植物のスケッチ、手作り化粧品やハーブのチンキ作り、ヨガと瞑想。