インフルエンザの主な感染経路は、感染者の咳やくしゃみで飛散したウイルスを吸い込む事で感染発症する『飛沫感染』と、 このウイルス感染経路を踏まえて、インフルエンザを予防するにはどうすれば良いか。 もうわかりきったそもそものお話ですが、インフルエンザにかからないために、もう一度おさらいしてみましょう。
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手を洗うこと。これは誰もが分かりきったことで、子供の頃からずっと聞かされてきたと思います。
私たちの手は、毎日色々なものに触れ、様々なアイテムをつかんでいます。 不特定多数の人が触っているドアノブや電車のつり革など、外出したらウイルスに遭遇する場面は数限りなく存在しているとくことになります。 接触感染ルートで問題なのは、こうしてウイルスがたくさんくっついた手で、知らず知らずのうちに顔を触っていること。 口の周辺がこそばゆいからと無意識のうちに掻いていたり、目が疲れたと目をこすったりする、日頃の何気ない仕草が、ウイルスを体内に運び込んでいきます。手を洗わずにハンバーガーやフライドポテトをつまんだら、食べ物と一緒にウイルスを体内へ入れていることになりますね。 手を洗う前の手には、約100万個のウイルスが残存しているそうです。15秒水ですすぐと1万個に減ります。 [除菌を万全にしてインフルエンザに備えたいなら→これ] インルエンザにかかるのを防ぐには、まず手を洗うというのが鉄則。 タイミングとしては、トイレの後、外出先からの帰宅時、調理する前がポイント。 こんなごく当たり前のことが実は予防のそもそもの極意。 分かっちゃいるけど、、、というあなた!インフルエンザにかかって辛い思いをするより、手洗い励行の方がお得かも。
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日本人は日常的にマスクを活用していますね。手術中の医師とか、有毒ガス発生の時の防塵マスクのような場面しか想像できない外国人はとても驚くようです。 高性能の使い捨てのマスクが、薬局やコンビニなどで手軽に手に入りますからね。 では、マスクをしているとウイルスの侵入を防げるのでしょうか? マスク自体には、ウイルスを防ぐ効果はないかもしれません。自分が咳をしている時に、人様に向けてウイルスをまき散らさないための配慮としては有効だと思います。 ウイルス自体を防御することができないとしても、冬場のマスクの着用は、感染予防の見地からなかなか有効です。 なぜかというと、鼻や喉の粘膜の乾燥を防いでくれるからです。呼気に含まれる水分は意外に多く、マスクをすることでその水分を逃さずに、粘膜の湿潤に使えるという訳です。 粘膜を乾燥から守ることはインフルエンザ予防の鍵なのです。 粘膜の乾燥だけでなく、お部屋の乾燥にも気をつけましょう。 菌やウイルスは、気温が低く、湿度が低い環境でより活発に動きます。 粘膜とお部屋の加湿に十分気を配ってみてくださいね。
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早寝早起きの規則正しい生活と、栄養のある食事。これも、分かっちゃいるけどなかなかねぇ、ってところですね。
クリスマス、忘年会、新年会と続く冬の一連の行事が一息ついたら、規則正しい生活と食べ過ぎに気をつけるタイミング到来。 体を冷やさない食べ物を適量いただく。腹八分目という言い伝えは、的を得た健康法。聞き飽きたことでしょうが、インフルエンザウイルスに負けない体を作るのには、栄養と休息はとても重要。 免疫力を上げて、ウイルスに負けないで過ごしたいものですね。 インフルエンザ予防のそもそもの極意は、やはり誰もが知る基本的な事柄でした。 つまり、基本ができていれば、インフルエンザにかからないで過ごせるということになりますね。
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