「ペットフードの試食、いかがですか?」
そう勧められたら、あなたは食べてみようと思いますか? 「ウチの愛犬だって愛猫だって食べているのだから、食べますとも!」
というチャレンジャーの方、 認証のないフードは、決して食べないことをお勧めします。 でも、食べても大丈夫なペットフードだってあるんです。 |
以前、オランダを旅した人が、食品見本市に出かけた時、
「ペットフードを試食してみませんか?」 と声をかけられとても驚いた、というコメントを下さいました。 「えっ?!!ペットフードの試食?」とためらっていたら 「あなたは、 自分が食べられないものをペットに食べさせたいですか?」 と言われたそうです。 そう聞かれて、その方は”ハッとした”と話してくれました。 多くの人は、ペットフードはペット”だけ”が食べるものと思っていますね。 犬や猫は食べているけど、人間は食べられないんじゃないか? その不信感、実は当たっていて、おおよそのペットフードには当てはまります。 だから食べてはいけないのです。 さて、食品見本市でペットフードの試食を勧められた人に話を戻しましょう。 その時食べてみませんか?とお勧めされたフードが、 自然の森で扱っているオーガニックフード「ヤラー」だったそうです。 まだ、人間の食材のオーガニックすら注目されていなかった時代に、 オランダ人のロエレビンクさんが、愛犬ダノのために作った、世界で初めてのオーガニックペットフードが「ヤラー」です。 バーニーズマウンテンドッグの愛犬ダノの皮膚病に悩みに悩んだロエレビンクさんが、トラブルは食べ物の影響に違いないと気付いて作ったフードです。 大切な家族を健康にしたいという、飼い主の一心の思いが生んだ、愛情こもったフードなのです。 オランダなどヨーロッパでは、食品ストアや、カフェに置かれているヤラー。 食品としてきちんと扱われています。 |
全てのペットフードが、犬のため、猫のためを思って作られているかというと、 実は全てがそうとは言えません。 あなたは、自分が選んだペットフードを自信を持って食べられますか? いや、認証のないフードは食べてはダメなんですよ。本当に危ないですから。 でも、自分は食べられないものを、なぜペットには平気で食べさせちゃうんでしょうか?
日本でペットフードは「雑貨」のカテゴリーに入っています。 決して、「食品」ではありません。
人間が食べられないものを、ペットに食べさせて利益を得ようとたくらむ人たちが、残念ながら世の中には相当たくさん存在しているようです。 廃棄されたり、期限が切れたり、問題があったりして、人が食べられない食材を処理するために そういうものがペットフードへせっせとリサイクルされていきます。
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畜産産業が存在する限り、食用以外の部位や、病気で死んだ家畜の処理が必要になります。
放置すれば腐敗して困ったことになりますから。 そこで登場したのがレンダリングという、動物性タンパク質の処理工程で、 出来上がった肉骨粉は人が食べるわけにはいきません。 だって、原料はこんなものですから。
そこで、ペットフードにリサイクルして犬や猫に食べさせてしまえば、需要も見込めるし手っ取り早いじゃないかと考えた人がいたようです。 その思わく通り、肉骨粉はペットフードの代表的なたんぱく源として利用され続けることになりました。
でも、犬も猫も、廃棄物処理装置ではありません。 同じ種の動物を食べることで異常が生じる危険性がとても心配になります。
犬や猫を「命」として育むフードを選ぶこと。 廃棄物処理を目的としたフードにはっきり「NO!」と言えること。 それは本当に小さな小さな一歩ではあるけど 大切な家族である愛犬・愛猫を守り、 動物福祉の第一歩になるのではないかと思うのです。 |
どんなフードがどんな風に危ないの?なぜ『オーガニック認証』が大事なの? その訳はこちらで↓ |
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