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空間噴霧 空気中塩素は限界域以下


空間噴霧 空気中塩素は限界域以下

経済産業省がファクトシートに引用した世界の権威の見解も、次亜塩素酸水の空間噴霧に直接言及して意見が述べられているものはありませんでした。結局、
「経済産業省もはっきり知らないから使わないで!」という結論になっているようで、なかなか不安から解放されないとお思いの方もいらっしゃるでしょう。いくら私が、「便利に20年も使っていて、空間噴霧で問題が起きた事は無い」と言っても、経験則に則った”おばあちゃんの知恵袋”的な意見だけでは、今ひとつ信頼できかねると言われてしまうかもしれません。そこで、北海道大学が一般にも広く公開している、学術論文、学会発表資料の中から次亜塩素酸に関する研究を拝見させていただきました。北海道大学で行われた「第12回衛生工学シンポジウム」で発表された
次亜塩素酸の空間噴霧に関する研究データをご覧いただきたいと思います。

介護施設における、微生物汚染に関連した施設内の感染対策と、冬期の室内低湿度傾向の改善を果たすことを目的に実施された次亜塩素酸水(HClO)を加湿水として用いた空間除菌実験の検証となります。


文責:May Kobayashi(※下記で使用している画像は、筆者が論文から空間除菌に関する内容を抜粋の上、注釈、文字の強調等を加えております。)

まず、発表論文では次亜塩素酸水の有効性が示され、それを衛生工学分野で応用展開していくという目的が書かれています。すでに食品工業分野では活用され、歯科口腔学で活用されているは強電解酸性水よりも、微酸性次亜塩素酸水は利用価値が高いという評価がされている点にも注目して下さい。発表によると、乾燥する冬季の室内環境を整えることで介護施設の環境改善につながること、さらに、次亜塩素酸水の空間噴霧により、加湿と一緒に除菌を行うことで感染症の予防措置が可能になるという利点が示されています。

論文中で「気中塩素の存在を懸念する意見もあり」と書かれている通り、実際に次亜塩素酸水で空間除菌をされている方は、
空気中の残留塩素が心配だったと思います。

菌やウイルスなどの有機物に触れることで水に戻っていくという次亜塩素酸水の特性がある事は分かっていても、証明できるデータが存在しなかったら不安は拭えません。

データは持っているけどページ上で開示はしていおらず、問い合わせに対してのみデータをお知らせするというスタンスは、言い訳をさせていただけるなら、薬機法の規制を配慮してということになりますが、私共の姿勢にも問題があったと反省しております。

経済産業省では、有人空間での空間噴霧に関して国際的な評価が出ていないと、WHOやCDCの見解を引用しています。

そこから「空間噴霧は控えて!」という記事が生まれ、

「空間に噴霧したって効果無いでしょ?」
「いやむしろ危険じゃ無いの?」

という専門家の意見へと繋がっていった訳ですが、次亜塩素酸水は産業分野への応用としてその適性や効果が研究されています。

経済産業省や文部科学省が世界の権威を引用するのも分かりますが、今回のコロナ騒ぎでも分かったように、日本におけるコロナ対策は大きな特異性を示し、極めて本独特のものでした。

諸外国のデータや見解ばかり重視するより、日本の実情を鑑みても良いのではないでしょうか?

北海道大学という、日本の大学での研究成果がきちんと示されているのですから。

微酸性次亜塩素酸水の衛生工学分野における応用展開

 





「次亜塩素酸水溶液」アクアリブの各種細菌、ウイルスに対する実証試験をまとめています。

 

「次亜塩素酸水溶液」のアクアリブは肌と同じ弱酸性。
「次亜塩素酸(塩素系漂白剤/次亜塩素酸ナトリウム)」と名前は似ているけど、性質は全く違います。
強アルカリ性の次亜塩素酸を肌に付けたり、空間噴霧することは危険です!

 


  • 現在、カリフォルニア州サンタモニカで娘と二人暮し中。アニマルシェルターレポートや、アメリカのオーガニックの現状、ペットフード・ペット事情などを発信しています。電子書籍「本当は怖いペットフードの真実』がRCFパブシッシングから出版されました。 メディカルハーブ協会認定/ハーバルセラピスト、日本成人病予防協会認定/健康管理士一般指導員、ペットロングライフカウンセラー。 趣味は書道と植物のスケッチ、手作り化粧品やハーブのチンキ作り、ヨガと瞑想。

30秒以下で新型コロナ不活化 !


次亜塩素酸水で新型コロナ不活化「30秒以下で」

 

次亜塩素酸水、噴霧での利用は控えて!という記事はどこから来た?という投稿で、2020年5月29日に出された経済産業省のファクトシートを検証してみました。そんな中で、次亜塩素酸水を生成する機械のメーカーさんの依頼で、次亜塩素酸水に関する新たな実証試験が行われ、結果の発表がありました。6月1日にプレスリリースで出された内容がこちらです。
先週のNITEの中間発表をめぐって誤報の嵐となっており、全国の次亜塩素酸水溶液の愛用者から不安の声があがっています。また、本来新型コロナウイルス対策の切り札となるべきものが誤報と取材不足により普及しなくなることで、これから防げるはずの感染者が増加することになります。この状況を危惧した北海道大学玉城名誉教授と北海道大学人獣共通感染症リサーチセンターが、NITEの中間報告対象と同じ条件下での第二弾の試験結果を発表しました。次亜塩素酸水(PH5.5、40ppm)の新型コロナウイルスが30秒で不活化されたという発表です。
今回は、私がご説明するより、発表された内容をご覧いただくのが一番わかりやすいと思い、記事を引用させていただきました。———プレスリリース発表より引用——

● 次亜塩素酸水(pH5.5、有効塩素濃度40ppm)による新型コロナウイルスの不活化

このたび日本エコ・システムズ株式会社(代表取締役 川田勝大氏)の研究依頼により、北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター(高田礼人教授)と協力し、電気分解法による微酸性次亜塩素酸水(pH5.5、有効塩素濃度40ppm)の新型コロナウイルスに対する不活化に関する実証実験を実施した。

協力者と共に、次亜塩素酸水に関する実証実験第二弾として、その成果を報告する。

● 次亜塩素酸水(pH5.5、有効塩素濃度40ppm)は新型コロナウイルスを瞬時に不活化する

今回の実験条件は、反応液におけるウイルス液とサンプル液の比率が1:19 以外は(前回は1:9)すべて同じである。同じ条件で2 回実験を繰り返しその再現性を担保した。

2 回の実験において、使用した次亜塩素酸水は前回同様30 秒、1 分、5 分、10 分の反応時間でウイルス感染価を約5 桁減少させ、実験で検出不可能なウイルス感染価以下まで不活化した。

コントロールに用いた普通の蒸留水においてはウイルスの不活化はまったく見られなかった。

微酸性次亜塩素酸水新型コロナへの効果まとめ

今回の実験で、微酸性次亜塩素酸水(pH5.5、有効塩素濃度40ppm)は、新型コロナウイルスに対する強力な不活化効果があることが実証された。

政府系の独立行政法人製品評価技術基盤機構「新型コロナウイルスに対する代替消毒方法の有効性評価に関する検討委員会」は2020 年5 月28 日、中間報告を発表し

その中で、実証実験を担当した二つの研究所の実験結果に必ずしも一貫性がないことから、引き続き検証試験を継続すべきであると結論付けている。

消毒用アルコールなどがひっぱくしている現状において、強酸性(pH2.7 未満)だけでなく微酸性(pH5.5)の次亜塩素酸水が新型コロナウイルスに対して有効と判断されたことの意義は非常に大きい。

すなわちアルコールの代替品ではない、独立したより安全な消毒剤としての次亜塩素酸水の有効活用は新型コロナウイルス感染症予防対策に大きく寄与することが期待できる。

新型コロナウイルスに対する効果が実証されたことで、次亜塩素酸水が感染予防対策として期待できることが分かりました。ご愛用者の皆様には、安心してお使いいただける裏付けとなったと思います。又、経産省のファクトシートには、次亜塩素酸水に関して、引き続き検証試験を継続すべきであると結論付けています。
今後も新たな調査結果が出るごとに引き続き更新されていくものと思われますので、
動向を注意深く見守りつつ、引き続き次亜塩素酸水アクアリブの安全性や実証効果に関して書いていきたいと思います。




「次亜塩素酸水溶液」アクアリブの各種細菌、ウイルスに対する実証試験をまとめています。

 

「次亜塩素酸水溶液」のアクアリブは肌と同じ弱酸性。
「次亜塩素酸(塩素系漂白剤/次亜塩素酸ナトリウム)」と名前は似ているけど、性質は全く違います。
強アルカリ性の次亜塩素酸を肌に付けたり、空間噴霧することは危険です!

 


  • 現在、カリフォルニア州サンタモニカで娘と二人暮し中。アニマルシェルターレポートや、アメリカのオーガニックの現状、ペットフード・ペット事情などを発信しています。電子書籍「本当は怖いペットフードの真実』がRCFパブシッシングから出版されました。 メディカルハーブ協会認定/ハーバルセラピスト、日本成人病予防協会認定/健康管理士一般指導員、ペットロングライフカウンセラー。 趣味は書道と植物のスケッチ、手作り化粧品やハーブのチンキ作り、ヨガと瞑想。

水道水も化学的には次亜塩素酸水


次亜塩素酸水の空間噴霧の安全性

三重大学福崎教授による最新所見
経済産業省、製品評価技術基盤機構(NITE) の情報が更新されました。

前回の報道では、あたかも空間噴霧は健康被害があるため控えるようにといった注意喚起を内容になっており、それが元で「空間噴霧は控えて」という記事が出てしまったわけですが、今回の発表では、空間噴霧は評価対象ではないため、ユーザー側に十分な検討して、判断をお願いしますといった表現に変わっております。

アクアリブ噴霧器の製造メーカー[株式会社星光技研]では、今回の一連の報告に対し、
三重大学 大学院生物資源学研究科 福崎智司教授より所見を得ています。

星光技研から提供された情報を基に、空間噴霧の安全性に関する最新所見をお知らせ致します。

【以下 福崎教授からの意見書を引用・抜粋となります】

空間噴霧に対する安全性(福崎教授からの意見書より引用・抜粋)

 実用面での安全性に関する私(福崎)の考え方の基本は、以下の 2点である: 

・絶対に安全な殺菌剤はない
・安全なpHと濃度の調整、そして「ゼロリスク」に近づける安全な使い方がある

経産省が「消毒液噴霧による人体への安全性については、確立された評価方法が存在していない」としているのは理解しており、それゆえ実験動物を対象に弱酸性次亜水を用いた実験を行い、その安全性を確認しているところである。

(略)

さらに労働基準衛生法及び日本残業衛生学会、American Conference of Governmental Industrial Hygienists (ACGIH)および欧州連合リスク評価書定めている塩素ガスの基準を参考するならば、空間噴霧をしたときの作業空間中のHOCl(g)の濃度が0.5ppm(v/v)未満(※)であれば、一定の安全性は守られていると判断できる。

また、居住空間におけるヒト無毒性量(NOAEL)を想定するならば、上記基準の1/10程度、すなわち0.05~0.1ppmの範囲とするのが妥当ではないかと考える

(略)

弱酸性次亜水の空間噴霧による塩素濃度の測定例について


以下に、私の研究室で超音波噴霧器を稼働して室内空間の塩素ガス濃度(=HOCl(g))を測定したときの実験例を示す。

〔実験条件〕

・超音波霧化器:MX-200(星光技研) アクアリブ14畳用噴霧器

・充填水:

(1)弱酸性次亜水(純水、次亜塩素酸ナトリウム、塩酸で調製)

液性:pH 5.8, 有効塩素濃度:50 ppm

(2) 水道水(三重大学生物資源学部棟7階)

液性:pH 7.4, 有効塩素濃度:0.4 ppm

・設置条件:室内約80m³の中央テーブル・高さ70cmの位置に設置、閉扉、エアコンオフ、無人

・稼働条件:霧化量「中」の連続運転

・塩素ガス検知器:XPS-7(新コスモス電機)*検出限界濃度:0.002ppm

〔塩素濃度(=HOCl(g))の測定結果〕

1. 弱酸性次亜水を噴霧したとき

・1時間後:床面・・・0.01 ppm (足下を想定)

床から45cm ・・・0.007 ppm (膝の位置を想定)

床から85cm ・・・0.005 ppm (腰の位置を想定)

床から160cm ・・・0.002 ppm or < 0.002 ppm(女性の顔の位置を想定)

床から180cm ・・・< 0.002 ppm (長身男性の顔の位置を想定)

・2時間後・・・1時間後と同一の数値(閉扉とはいえ隙間あり)

2. 水道水を噴霧したとき

・1時間後:噴霧口から50cm・・・0.002 ppm or < 0.002 ppm

床面・・・< 0.002 ppm (足下を想定)

床から45cm ・・・< 0.002 ppm (膝の位置を想定)

床から85cm ・・・< 0.002 ppm (腰の位置を想定)

床から160cm ・・・< 0.002 ppm(女性の顔の位置を想定)

床から180cm・・・< 0.002 ppm (長身男性の顔の位置を想定)

・2時間後・・・1時間後と同一の数値(閉扉とはいえ隙間あり)

〔結果の解説〕

1. 弱酸性次亜水の噴霧

次亜塩素酸水溶液の超音波霧化粒子は、あくまで形状の異なる水溶液であり、重力によって下方に沈降する。

その結果、霧化粒子から揮発した気体状HOCl(g)の濃度(一部は微細粒子内のHOCl)は床面に近いほど濃度が高く、天井に向かうほど低くなる傾向がある。

床から160cm以上では、0.002 ppmまたは検出限界以下(< 0.002 ppm)であった。

HOCl(g)は気体なので拡散が早いと思われるが、連続的に噴霧される微細な水滴への吸着・吸収が起こるため、実際には上方への拡散が抑えられている。上方への拡散には、何らかの緩やかな空気撹拌が必要である。

噴霧時間の延長で気体状HOCl(g)の濃度が増加しないのは、床面ほど有機物汚れが多く、微細粒子中および揮発したHOCl(g)が汚れとの反応で消費されていること、そして隙間からの空気の出入りに起因すると推測される(噴霧場所の汚染状況で変動)。

そして、人が日常的に活動する空間を想定すると、起立姿勢および着座姿勢における「顔」の位置の濃度は0.002 ppmと極めて低い濃度であり、人体の呼吸器に影響を及ぼす濃度ではないと推定できる。人が存在する空間であれば、HOCl(g)の濃度はさらに低下することになる。

2. 水道水の噴霧

2. 1 実験の背景

家庭や職場では、室内の湿度を高めるために超音波加湿器を使用している。

また、熱中症対策として、屋外のイベントや順番待ちの列に並んだ方々に対して、二流体噴霧による微細粒子スプレーを行っているケースが散見される。

これらの原料水には、通常水道水を使用している。

水道水の場合、給水栓(蛇口)での有効塩素濃度が0.1 ppm以上と定められており、実際の自治体調査では0.5 ~1.0ppmの濃度が検出されている。
これは、化学的に見れば「次亜塩素酸水溶液」であり、時間をかければ十分な殺菌効果をもつ。

さらに、充填した水道水中の有効塩素濃度は経時的に消失するため、充填した水道水の中で微生物の増殖し、噴霧微細粒子中から微生物が検出された事例がある。
そのため、充填水中での微生物の増殖を抑えるため、少量の次亜塩素酸ナトリウムが添加されている。

ここで、上記の二流体噴霧スプレーは屋外とはいえ明らかに人体に対する噴霧の一つである。

経産省は「次亜塩素酸水溶液」である水道水を人体に噴霧することにおける毒性は問題にしていない。

想像するに、全国の水道水の構成成分は一様でないが、飲用適の水は噴霧しても安心ということで、噴霧したときの塩素ガス濃度等は考慮する必要がないとの判断と思われる。

そこで、実際に水道水を超音波霧化したときのHOCl(g)の濃度を確認した。

2. 2結果

水道水の場合、噴霧口から50cmの位置で0.002 ppmのHOCl(g)が検出されたが、その他の位置ではすべて検出限界以下(< 0.002 ppm)であった。
これらの数値は、弱酸性次亜水を噴霧したときの「顔」の位置での濃度と同一である。

三重大学 大学院生物資源学研究科 福﨑智司教授

——————————————-

上記の福崎教授の所見をまとめると、

●居住空間でのヒト無毒性[NOAEL]は0.05〜0.1ppm程度と想定される

●次亜塩素酸水を空間噴霧した場合、高さ160cm以上で0.002ppm or <0.002ppm(検出限界値以下)となった

人が日常的に活動する空間を想定すると、起立姿勢および着座姿勢における「顔」の位置の濃度は0.002 ppmと極めて低い濃度であり、人体の呼吸器に影響を及ぼす濃度ではないと推定できる

●熱中症対策として、二流体噴霧による人体に対する微細粒子スプレーを行っているケースが散見されるものの、経済産業省はある意味「次亜塩素酸水」である水道水の人体への噴霧の毒性は問題にしていない

●水道水噴霧の場合、噴霧口から50cmの位置で0.002 ppmのHOCl(g)が検出されたが、その他の位置ではすべて検出限界以下(< 0.002 ppm)で、弱酸性次亜水を噴霧したときの「顔」の位置での濃度と同一である。

——————————————-

 

アクアリブ専用噴霧器 製造元
星光技研からのメッセージ
 上記の福崎教授からの所見を踏まえ、弊社[星光技研]としては次亜塩素酸水を空間噴霧することの安全性については問題がないと考えております。ただし、これはあくまでも適正に管理された次亜塩素酸水を、正しくご使用される場合のみに限ります。お客様が弊社超音波噴霧器を安全に、かつ効果的にお使いいただけるよう、弊社としても新たな取り組みを考えおります。次亜塩素酸の空間噴霧とはウィルス対策としては、まず換気を⾏うこと、ウィルスに効果がある液剤を⽤いての拭きとり、マスク着⽤、⼿洗いうがいなど、全て⾏うことが必須であると認識しております。どれか⼀つを⾏えば⼤丈夫というものでは無いということも承知しております。換気がウィルス対策において⼤きな効果がありますが、しかしながら、物理的に窓を開けられない空間(地下室や窓がない部屋)、防犯上や⾵⾬などにより窓が開けられない状態などにより、現実的には換気ができない状況も多々あります。

そのような場合に補完的に噴霧器を活⽤していただき、次亜塩素酸⽔の空間噴霧はあくまでもウィルス対策の補助的なものと考えております。

また、もしこの騒動で次亜塩素酸水の空間噴霧が禁止、もしくは世論の拒否反応で使用できなくなってしまった場合、長年、介護施設などで有効活用していただいていた現場での利用ができなくなってしまう可能性もあります。本当に必要とされている方が使えなくなってしまうことを危惧しております。

従いまして弊社としましては正しい使用基準、厳格な品質管理を今後さらに高めていき、お客様には安全にご使用いただけるよう努めてまいります。





「次亜塩素酸水溶液」アクアリブの各種細菌、ウイルスに対する実証試験をまとめています。

 

「次亜塩素酸水溶液」のアクアリブは肌と同じ弱酸性。
「次亜塩素酸(塩素系漂白剤/次亜塩素酸ナトリウム)」と名前は似ているけど、性質は全く違います。
強アルカリ性の次亜塩素酸を肌に付けたり、空間噴霧することは危険です!

 


  • 現在、カリフォルニア州サンタモニカで娘と二人暮し中。アニマルシェルターレポートや、アメリカのオーガニックの現状、ペットフード・ペット事情などを発信しています。電子書籍「本当は怖いペットフードの真実』がRCFパブシッシングから出版されました。 メディカルハーブ協会認定/ハーバルセラピスト、日本成人病予防協会認定/健康管理士一般指導員、ペットロングライフカウンセラー。 趣味は書道と植物のスケッチ、手作り化粧品やハーブのチンキ作り、ヨガと瞑想。

次亜塩素酸水 噴霧での利用は控えて!という記事はどこから来た?


次亜塩素酸水は噴霧したらダメなの?

新型コロナウイルスという未知のウイルスが全世界を襲い、除菌剤やマスクの圧倒的な不足という事態を引き起こしました。
しかし、どんなに想定外の出来事が起こっても、私たちのスタンスはずっと変わっていません。自然の森では、自分たちが使ってみて「これならオススメできる!」「安全でサスティナブル!」そんな風に心の底から思えた物だけを販売し続けてきました。

安全性や無添加やオーガニックにこだわりすぎると、

取扱い品目が極端に少なくなってはしまいますけど。。。。。笑


そんな自然の森のこだわりの商品群の中の一つが
「安全除菌で家族を守るアクアリブ」です。既に20年近くアクアリブ(次亜塩素酸水)を使い続けてきた私にとって、アクアリブは生活の一部に溶け込んだ身近な存在です。娘がインフルエンザにかかった時も、息子がノロウイルスで衰弱しきっていた時も、子供達が学校から帰った後の制服の消臭にも犬や猫がいるお部屋の消臭にも

いつもアクアリブ(次亜塩素酸水)が活躍してくれました。

知る人ぞ知る便利で役立つ機能水ではあるけれど、
イマイチ地味な存在だったアクアリブ(次亜塩素酸水)が、

コロナ対策の一環として急に注目を浴び、突然色々な持論や批判が飛び交い始めました。

昨日、今日、初めて次亜塩素酸水を知った人間が、

実際に使ったこともないくせに偉そうな口叩くんじゃねぇ〜!

と身も蓋もない言葉を心の中で密かに叫びつつ、

今、皆さんが抱いている

『次亜塩素酸水って本当に安全なの?』

『空間噴霧して大丈夫なの?』というご心配に寄り添いたく筆を取った次第です。

こちらでは、実体験に基づく私たちのクアリブ(次亜塩素酸水)に対するスタンスや

それを取り巻く周囲の状況を説明していきたいと思います。

少しでもクアリブ(次亜塩素酸水)のご理解が深まれば幸いです。


文責:May Kobayashi

次亜塩素酸水、噴霧での利用は控えて!という記事はどこから来た?

こんな記事が皆さんの心配を引き起こしたと思われます。これに先立って、5/29に経済産業省から「次亜塩素酸水」の空間噴霧について」 という題のファクトシートが出されました。誰もが当然ながら、「次亜塩素酸水」について書かれたファクトシートだと思い、
これに導かれるようにして湧いて出たのが

《次亜塩素酸水、噴霧での利用は控えて!》という見出しの記事でした。

記事を読んで心配になってしまった方も多く、

お問い合わせが相次ぎました。

まずは、記事の発信源となった、経済産業省の

「次亜塩素酸水」の空間噴霧について(ファクトシート)を検証していきたいと思います。

ファクトシートには黄色いアンダーラインで強調された箇所があります。その部分をいくつかピックアップしてみます。

 

消毒剤を人体に噴霧することは、いかなる状況であっても推奨されない

WHOの見解

 

ファクトシートにはWHOの見解として”消毒剤の噴霧は、目、呼吸器または皮膚への刺激、及びそれに伴う健康への影響を引き起こすリスクをもたらす可能性がある。ホルムアルデヒド、塩素系薬剤、又は第4級アンモニウム化合物など、特定の化学物質の
噴霧や霧化は、それが実施された施設の労働者の健康に悪影響を及ぼすため、推奨されていない”
———ファクトシート引用文献より————–このように書かれています。私も、殺菌力はあるけど人体に有害な消毒剤を噴霧することは絶対にお勧めしません。次亜塩素酸ナトリウム(塩素系薬剤) ←これは絶対に噴霧したらアカン!ということです。

例えばご家庭で使う風呂のカビ取り剤(次亜塩素酸ナトリウム)には、

「ゴーグルをしてゴム手袋着用の上換気に注意!」と書かれていいます。

WHOの見解にも書かれているように、塩素系薬剤(塩素系漂白剤など)は

噴霧や吸引は絶対に避ける必要があります。とても危険です!

ここで注意していただきたいのは、

「次亜塩素酸水」アクアリブ

「次亜塩素酸ナトリウム」 (塩素系漂白剤) は

名前はよく似ていますが、 全く違う ということです。

ニュース記事やコラムでは、これが混同されて書かれてしまっているものも散見されます。

次亜塩素酸ナトリウム (塩素系漂白剤) は絶対に噴霧器には入れないで下さい!

さて、混同しないようご注意していただき、ファクトシートに戻ります。

WHOの見解には

「次亜塩素酸ナトリウム」 の使用注意が書かれています。

経産省のファクトシートは

「次亜塩素酸水」 の安全性を説明するためでしたね?

混同して捉えてはいけないので注意していただきたいのに、

「次亜塩素酸水」の検証に「次亜塩素酸ナトリウムへ」の見解が引用され

ちょっとややこしくなってしまいました。。。

消毒剤噴霧は、空気や表面の除染のためには不十分な方
法であり、一般衛生管理には推奨されない

米国疾病予防管理センター(CDC)の見解

 

CDC見解としてファクトシートに示されたリンク先を見てみましょう。添付されたリンク先の「Guideline for Disinfection and Sterilization in Healthcare Facilities (2008)」は、医療現場における消毒を主目的とした内容になっています。———————————————–

空間噴霧に関するCDCガイドラインが言及しているのは、
化学物質(ホルムアルデヒド、フェノール系薬剤、または第4級アンモニウム化合物など)による、環境表面の汚染除去または病室の空気の消毒方法についてです。

空間噴霧に関するガイドラインは1970年代の研究に基づいており、オゾンミスト、気化した過酸化水素などを含む、部屋の除染のための新しいテクノロジーには適用されません。

———————————————–

上記のような記載があり、空間除菌に関しては、2009年12月にアップデートされ

ノロウイルスの環境汚染を減らすために、空間噴霧、UV照射、オゾンミストの有効性と信頼性は、CDCでもまだ未検証の項目とされていました。

つまり、

経産省のファクトシートがCDC見解として参照しているのは、

『1970年代の研究に基づいた内容で、化学物質(ホルムアルデヒド、フェノール系薬剤、または第4級アンモニウム化合物など)の噴霧を対象としたもの。』

『新技術については未検証で再検討中。』——–ということになるようです。

ここまで検証して参りましたが、WHOやCDCといった世界的権威であっても、次亜塩素酸水に関して言及するには至っていないようです。

「次亜塩素酸水」の空間噴霧についてという表題のファクトシートに
経済産業省は何故上記の見解を引用したのでしょうか?
意図があるなら知りたいと思い問い合わせをしています。

空間噴霧は控えて!という記事が必ず参照元として記載し、記事の発生元となった(と思われる)経済産業省 製品評価技術基盤機構(NITE)のファクトシート。サイト更新がありましたので付け加えておきます。
※2020年6月4日に経済産業省 製品評価技術基盤機構(NITE)のサイトアップデートがあり、

「次亜塩素酸水」の噴霧での利用は安全面から控えるよう弊機構が公表したとする報道が一部にありますが、噴霧利用の是非について何らかの見解を示した事実はございません。

と次亜塩素酸水の使用・噴霧を禁止するものではないと情報が公開されました。

経済産業省 製品評価技術基盤機構(NITE)「次亜塩素酸水」に関する Q&Aについて





「次亜塩素酸水溶液」アクアリブの各種細菌、ウイルスに対する実証試験をまとめています。

 

「次亜塩素酸水溶液」のアクアリブは肌と同じ弱酸性。
「次亜塩素酸(塩素系漂白剤/次亜塩素酸ナトリウム)」と名前は似ているけど、性質は全く違います。
強アルカリ性の次亜塩素酸を肌に付けたり、空間噴霧することは危険です!

 


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