月別アーカイブ: 2016年8月

【栃木県佐野市・群馬県館林市】飼い主様を探しております


こんにちは。

昨日、栃木県佐野市船津川町〜群馬県館林市付近にて迷い犬を発見しました。

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・オス
・発見時首輪なし
・体型:やせ型
・柴犬風
年齢はまだ若いと思われ、人にも慣れております。

現在、飼い主様を探しておりますがまだ見つかっておりません。

もしこのワンちゃんについてお心当たりのあります場合は
・電話:0284-73-3636
・メール:info@lechien.life
上記連絡先までご連絡いただけますと幸いに存じます。
何卒、よろしくお願い申し上げます。


  • ルシアン代表・すばる動物病院院長。栃木県生まれ。酪農学園大学獣医学部卒、獣医皮膚科学会所属獣医師。薬の長期連続投与より、ナチュラルケや予防医学に力を入れたいという思いから、メディカルハーブ協会・ハーバルセラピスト資格も取得。飼い主さんの良きアドバイザーになれるよう日々勉強中。趣味はスキーとテニス、時々ゴルフ。

最も多くの人間を殺している生き物は?


人間を襲う最も危険な生き物は何?と聞かれたら、あなたは何を思い浮かべますか?

山里に降りてきたクマが人を襲ったり、
海で泳いでいた人がサメに襲われたりするニュースを聞くことがありますよね。

一番人を殺している危険な生き物って、一体何なのでしょう?

実は一番人を殺している生き物は
「蚊」なのです。

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上の表↑ (出典:2014年4月25日のビル・ゲイツ氏のブログ、gatesnote)を見ると、
サメに殺された人は年間10人
ライオンに襲われちゃった人は100人、
犬(狂犬病)による死者は25,000人となっています。
獰猛そうな生き物が殺す人間の数は思いの外少ないようです。

その一方で、蚊による死亡者数はダントツの725,000人。

そして、人間を殺す生き物の第2位は人間でした。

蚊がどうして危険なのかというと、とても恐ろしい致死の病気を運んでくるからです。
その中でも一番恐ろしいのがマラリアで、
年間600,000人以上の人がこの病気で命を落としているのだそうです。

マラリアはハマダラカが媒介します。
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日本や欧米では現在マラリアの発症例はありませんが、
熱帯地方では未だに多くの人が命を落とす原因になっているようです。

日本に生息する蚊の種類は約100種類ですが、
世界中には2,500種類以上にも及ぶ蚊が、南極大陸以外の至る所に生息しています。

蚊は吸血する時に人の皮膚を麻痺させ、血液の凝固を防ぐ、唾液を注入します。
この唾液の働きで、蚊は気付かれることなく吸血し
この唾液のために人は痒みを感じます。
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マラリアを運ぶのはハマダラカですが、前回の記事で紹介した
イエカやシマカも、黄熱、デング熱、ジカ熱、フィラリアなどを媒介します。

感染を防ぐには蚊に刺されないようにするしかありません。

昨年からのブラジルなどの南米におけるジカ熱の流行で
虫除けの薬剤の流通量が増えていると言います。
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蚊に刺されないために必要な措置ですが、
ほとんどの虫除けに入っている虫除け成分のディート(DEET)は
小さいお子さんに使用する場合の注意書きが書かれています。

6ヶ月未満の子供には使用しない
6ヶ月〜2歳未満の子供は1日一回の使用にとどめる
2歳〜12歳の子供は1日1〜3回の使用を限度とする

虫除けの薬剤を使用する場合は、大人も十分に注意をして取り扱う必要がありますね。


安全に虫除けしたい時はこちら
害虫忌避効果のあるオーガニック精油使用
自然主義/アロマスプレー
aroma


  • 現在、カリフォルニア州サンタモニカで娘と二人暮し中。アニマルシェルターレポートや、アメリカのオーガニックの現状、ペットフード・ペット事情などを発信しています。電子書籍「本当は怖いペットフードの真実』がRCFパブシッシングから出版されました。 メディカルハーブ協会認定/ハーバルセラピスト、日本成人病予防協会認定/健康管理士一般指導員、ペットロングライフカウンセラー。 趣味は書道と植物のスケッチ、手作り化粧品やハーブのチンキ作り、ヨガと瞑想。

ジカ熱やデング熱を媒介する「蚊」を知ろう!


連日のオリンピック競技観戦で寝不足の方も多いかもしれません。
開催地、リオデジャネイロでは、ジカ熱の流行が懸念され、
そのために参加を見合わせる選手も出たりしたほどです。

昨年は日本でもデング熱の感染騒ぎがありました。

ジカ熱もデング熱も蚊が媒介します。
蚊の中でも「ヒトスジシマカ」や「ネッタイシマカ」という
あのシマシマ模様の蚊が運びます。
ヤブ蚊とも呼ばれます。

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↑こんなのが飛んできたら要注意というわけですね。

日本に生息する蚊の種類は、約100種ほどだと言われています。
その中で吸血するのは30種類程度なのだそうです。

その30種の中で、代表的なものが以下の3種
●アカイエカ
●チカイエカ
●ヒトスジシマカ

吸血するのはメスのみで、普段はメスもオスも植物の蜜などを栄養源としています。
メスは産卵のために自分の体重と同じくらいの血液を吸います。
蚊が刺す時に唾液をストローから注入し、この唾液が皮膚を麻痺させ痒みの原因となります。

アカイエカとチカイエカはほとんど同じような見た目をしています。
茶色の体色をした蚊で、こんな感じです。

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●アカイエカ 北海道から九州まで日本全域に生息
ドブや排水溝など汚れた水がある場所で発生
主に夜吸血する(夜中にブーンと飛んできたらアカイエカ)
4月から9月くらいの期間に吸血活動をするが秋になると休眠する
犬のフィラリアを媒介する

●チカイエカ

青森から九州に生息
ビルの地下、排水溝などで発生
低温に強く、成虫は冬でも活動し一年を通して刺す

シマシマ模様のヒトスジシマカはこんな感じ。

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●ヒトスジシマカ 北海道以外に生息 ヤブ蚊とも言われる
竹やぶ、空き瓶や空き缶・墓地の花立の水たまりで発生
昼間に活動・吸血する(昼間に刺されたらヒトスジシマカ)
5月中旬から10月くらいの期間に吸血活動をする
ジカ熱・デング熱・黄熱などを媒介

蚊の天敵といわれるのは、トンボやカマキリ、ツバメ、蜘蛛。
ゴキブリやアブ、イモリ・ヤモリ、トカゲ、カエルなども蚊を食べます。
また、ボウフラとして水中で過ごす時期の天敵は、メダカなどの小魚やエビです。

ボウフラの繁殖を防ぐために、家の周りの水たまりをなくす工夫も必要です。
ボウフラ退治には10円玉が有効で、1リットルの水たまりに10円10枚でボウフラは半減
20枚投入するとほぼ死滅するそうです。

夏になると見かける、なつの風物詩のような蚊ですが
実は暑さには意外と弱く、35℃を越えると涼しい場所で休んでいます。

刺されたら痒いし、病気を運んでくるかもしれない蚊には
なるべく刺されたくないですね。


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  • 現在、カリフォルニア州サンタモニカで娘と二人暮し中。アニマルシェルターレポートや、アメリカのオーガニックの現状、ペットフード・ペット事情などを発信しています。電子書籍「本当は怖いペットフードの真実』がRCFパブシッシングから出版されました。 メディカルハーブ協会認定/ハーバルセラピスト、日本成人病予防協会認定/健康管理士一般指導員、ペットロングライフカウンセラー。 趣味は書道と植物のスケッチ、手作り化粧品やハーブのチンキ作り、ヨガと瞑想。