カテゴリー別アーカイブ: 殺処分ゼロ

台風19号


 

 

連日ニュースになっている台風19号が気になりますね。

自分はもちろんですが、屋外飼育されているペットの安全確保を忘れないようにして下さい!

12日土曜日に本州を通過するようなので、風が強くなってきたら屋外で飼っているペット達は家に避難させるようにしましょう!

ペット小屋ごと飛ばされる可能性や、重い物や大きな物が飛んできて直撃する可能性もあります。

ご近所で屋外飼育されているペットを見かけたら、一言お声がけをするのもいいかもしれませんね。

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まだ台風未経験の「ちゅら」

 

 


  • 北海道空知郡出身。初めて飼った最愛のペットを癌で亡くし、その原因がペットフードにあるかもしれない事をルシアンとの出会いで知り、原材料やその危険性、病気発症原因について興味を持ちました。自分と同じ後悔を飼い主さんにさせたくない思いで現在に至ります。まだまだ勉強中ですが、ペットの健康等について飼い主の皆さんと一緒に成長していければと思っています。

ワンちゃんネコちゃんのアレルギーについて


 

 

すっかり秋の陽気になりましたね。と、言っても日中はまだまだ暑い日もありますので体調には皆さま気を付けましょうね!

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さて、アレルギーや涙やけの原因の一つとして「食べ物」が大切だとルシアンでは言っておりますが、最近痒そうだったので病院に連れて行ったら食事改善しましょうと言われただけで薬を貰えなかったので、セカンドオピニオンで薬を貰って来たという記事を読みました。

 

食事改善について詳しく説明しなかった獣医さんもちょっと残念…ですが、その「食事改善」についての意見を掘り下げず薬を塗って治まって来たから良かったと思う飼い主さんが大半なのだな~という事実を改めて目の当たりにしました。

 

その飼い主さんは自分の思い込みで薬を勝手に減らしアレルギーを再発させたらしいのですが、その時に獣医さんに怒られたそうで、それに対し素人の判断はしないのが賢明ですね。その失敗が次に繋がるのです。病気は人間のエゴが作り出したものです。アレルギーが酷くなってしまったとしても、変わらぬ愛情を注いで終生最期まで可愛いがってあげてくださいね」と、コメントした方がいました。

 

そしてその方に対し「飼ってみないとわからないことが沢山あります。責任をもって飼っている人をなぜ責めるのでしょう」と返信している方がいらっしゃいました。

 

このやり取り、みなさんはどう思いますか?

私は前者の方が記事を書いた方を責めているようには思えず、その通りだなと思ったのですが、ビックリしたことに後者の方に対して「いいね」している方がとても多かったのです。

 

記事を書いた飼い主さんはなぜ

「食事改善」についてしっかり聞いてこなかったのでしょうか。

どうして勝手に薬の量を減らしたのでしょうか。

 

病気は人間が作り出したエゴだと私も思います。

そんな病気になるかもしれないフードを作り、販売し、与えているのは人間以外の誰でもないのですから。

飼ってみないとわからないことが沢山あるのはわかっているからこそ、前者の方はこのコメントが書けたのだと思います。

 

人間もそうですが「薬」が一番の特効薬と思っている人が多く、その原因を取り除こうとしないのは何故でしょう。

なぜ薬を与えていることを疑問に思わないのでしょうか…

薬なんて使わない方が絶対良くないですか???

 

人間は自分のことは自分で責任を取る事が出来ますが、ワンちゃんネコちゃん達には「飼い主」から与えられたものが「絶対」なのです。

「薬」で症状が治まったこと=目視で症状が見えなくなったことに満足しているのは「飼い主」さんだけで、ワンちゃんはずっと爆弾を抱えたまま「飼い主」が与えてくれるものを信じて食べ続けるしかないのです。

 

もちろんだからと言って可愛がっていないとは「まったく」思いませんが「知識」がないだけなのだなとは思います。

でもそれは私を含め、「飼い主」みんなそうであり、飼ったことによって勉強していくことだと思うので責めているつもりは全くありません。

私も勉強中ですし、絶対的な答えはないと思っています。

その中で「飼い主」として何が出来るのか、いろんな意見を聞くことは大切だと思っています。

 

ルシアン「ヤラー」を買って与えている方達は大丈夫だと思いますが、今一度ワンちゃんネコちゃん達の食事について考えてみませんか?

なぜオーガニックが良いのか、なぜアレルギーが起こるのか、なぜなぜなぜ…

 

「飼い主」のみなさんが出来ることは何でしょうか?

 

 

 

 


  • 北海道空知郡出身。初めて飼った最愛のペットを癌で亡くし、その原因がペットフードにあるかもしれない事をルシアンとの出会いで知り、原材料やその危険性、病気発症原因について興味を持ちました。自分と同じ後悔を飼い主さんにさせたくない思いで現在に至ります。まだまだ勉強中ですが、ペットの健康等について飼い主の皆さんと一緒に成長していければと思っています。

看板犬「ちゅら」のお母さん


 

早速ですが、またまた「ちゅら」のスタンプが出来上がりましたのでご覧下さい♪

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最近LINEで無駄に「ちゅら」スタンプを使うので相手は迷惑かもしれません(;^ω^)

でも改めて「ちゅら」の存在が尊く愛おしいものになった出来事があったので、更に親バカ街道を突っ走っていきたいと思ってます。

 

その出来事とは「ちゅら」のお母さんを見たからなのです。

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保護される前の「ちゅら」とお母さんのショットなのですが、この写真を見た時、何とも言えない、表現のできない感情に襲われました。

そしてそれと同時に「ちゅら」をぎゅっと抱きしめていました。

 

「ちゅら」は茨城県常総市で首輪をしているものの放し飼いされていたので、道路をウロチョロしいつ車に引かれてもおかしくない状況だったそうです。

そんな状況が気になった保護団体の方が周囲を確認し、飼い主だろうお宅に出向き、お話を聞きにいって飼う意思がないことを確認し、保護したそうなのです。

何回も言いますが、仔犬を飼う気がないのであれば避妊・去勢は絶対にするべきです。

保護団体の方曰く、お母さんはとても良い環境で飼われているとは言えないという事で、胸を締め付けられる思いでいっぱいになりました。

飼い主には「飼う資格」がないと飼えない様にして欲しいです………(´;ω;`)

 

さて、前にこちらで姉妹を紹介しましたが、上の写真で見るとベルちゃんがお母さんそっくりですね。

と、なるとアムゥちゃんはお父さんに似ているのでしょうか???

そして「ちゅら」はお父さんとお母さんを半分づつって感じなんでしょうね!

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ぽてぽてしていて本当に可愛いですカワ(・∀・)イイ!!

「ちゅら」は姉妹の中で一番大きく賢かったそうなのですが、今でも本当に賢く、たまにそれをズルく出してくるので(ずる賢いってやつです)そんなところも可愛くてひゃ~♡♡♡っとなる日々です(笑)

 

「ちゅら」と共に元気に過ごせるよう精進して参ります!!!

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今ではこんなに長くなりました(笑)

 

 


  • 北海道空知郡出身。初めて飼った最愛のペットを癌で亡くし、その原因がペットフードにあるかもしれない事をルシアンとの出会いで知り、原材料やその危険性、病気発症原因について興味を持ちました。自分と同じ後悔を飼い主さんにさせたくない思いで現在に至ります。まだまだ勉強中ですが、ペットの健康等について飼い主の皆さんと一緒に成長していければと思っています。

捨て犬(猫その他)報道について


 

夏のように暑い日もたまにありますが、心地良い日々が続いていますね。

「ちゅら」のお散歩をするには最高の時期です。

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柴犬の「むぎちゃん」と仲よく遊ぶ「ちゅら」

 

さて最近、動物園に仔犬が捨てられていたことがメディアで取り上げられています。

個人的に思うことは、この問題は法律だけではなく売る方も買う(飼う)方も資格制のようなものにしないと永遠に続いていくのではないかな?と。

 

まずメディアでコメンテーターの方達が「命」が捨てられていると言っているけど、日本の法律上でペットは「物」となっているのが現実です。

動物愛護法とか言っているけど「物」扱いってどういうことなのか?馬鹿な私には理解が出来ず、動物を飼っている国民がうるさいからそれっぽい事書きました。みたいな安易な法律にしか思えません。

 

だって迷い犬(猫)を交番に届けても「落とし物」扱いでしょう?飼い犬(猫)が何等かの危害を加えられても、殺されたとしても「器物損害」としかならないでしょう?ペットフードは「食べ物」ではなく「雑貨」でしょう?

 

きっと捨てる人たちは生き物が「物」として位置づけられていることを認識しているはずです。

そのため「命」を捨てているという感覚がなく、麻痺しているのだと思います。

実際、お金にしか見えないと言うブリーダーもいるとメディアや知人を通して聞いたりもします。

 

殺処分0について個人的希望(夢)にも書きましたが、しっかりとした決め事等があれば捨て犬(猫)も減るし、その前に無駄な繁殖をさせなくて済みます。

 

もちろん悪いのはブリーダーだけではありません。

安易な考えでペットを欲しいという飼い主も、しっかりとした法律や勉強会みたいなものがあれば、途中で放棄するようなことがなくなると思います。

 

転勤で連れていけなくなったとか、子供が生まれてその子がアレルギーになったとか予測できる事に対して途中で放棄する話を聞くと本当に憤りを感じます。

じゃあアレルギーなのに飼い続けるべきなの?という訳ではなく、子供を作るのであればそのことを考慮してペットを飼うべきではないと思うのです。

転勤がある会社なのかは予めわかっていることだと思うので、社宅になるから仕方ないではなく、ペット可の物件を探すべきです。

 

そういう細かなことを飼う前にしっかりと講習し、更にその人が本当に飼える環境にあるのか調査してから飼い主の資格を与えるようになって欲しいものです。

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道端に姉妹3匹で捨てられていた内の1匹「ちゅら」

 

そもそもペットショップに仔犬を置くからいけない!

可愛いから欲しくなる…その欲に付け込んだ良くない環境だと思います。

ペットショップには保護犬(猫)しか置けない様にして欲しいです。

これも殺処分0について個人的希望(夢)に書きましたけど、すべて悪循環になっているので、ペットショップ・ブリーダー・飼い主のどれか1つをどうにかするのではなく、繋がっている全ての連携を考えてしっかりとした法律を作って欲しいものです。

 

このことになると冷静さを失い、ただでさえ拙い文章がめちゃくちゃになりますが、本当に心からそう思うのです。

 

何が出来るのかな、私に…

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  • 北海道空知郡出身。初めて飼った最愛のペットを癌で亡くし、その原因がペットフードにあるかもしれない事をルシアンとの出会いで知り、原材料やその危険性、病気発症原因について興味を持ちました。自分と同じ後悔を飼い主さんにさせたくない思いで現在に至ります。まだまだ勉強中ですが、ペットの健康等について飼い主の皆さんと一緒に成長していければと思っています。

「ちゅら」の姉妹


桜も散ってきましたが皆さんお花見には行かれましたか?

埼玉県幸手市にある権現堂公園は桜と菜の花が同時に咲くので黄色とピンクのコントラストがとても綺麗でした♪

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でも花より団子の「ちゅら」(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

さて、「ちゅら」が成長するにつれ親や姉妹が気になって仕方なくなって来たこの頃。

うちに来て3カ月が経過した「ちゅら」を保護団体の方に報告する時に姉妹の写真を見せてもらえないかと頼んだところ、快く応じて下さいました。

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上段2枚は「ちゅら」、下段は東京と千葉にそれぞれ引き取られた姉妹達です。

左のベルちゃんは耳が折れていて全体的に白く、少し毛も長めです。

右のアムゥちゃんは耳が立っていて全体的に茶色で、毛は短めです。

そして「ちゅら」は2人の中間的感じでしょうか?耳は立って毛も短めなのはアムゥちゃん寄りですが、毛は白と茶色が混ざっていて「ミルクティー色」とよく言われます。

 

兎にも角にも「ちゅら」が1番カワ(・∀・)イイ!!と思うのは親バカなのでしょうね(o^―^o)

多分ベルちゃんの親も、アムゥちゃんの親も同じ事を思っていることと思います(笑)

 

先日、仕事で横浜に行った際に合間を見て山下公園周辺を散歩したのですが、「ちゅら」以外のmixは1匹しか出会いませんでした。

そんな色々な犬種がいる中でも、綺麗だね♪可愛いね♪と沢山褒められ「ちゅら」も得意げに見えました♪

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ヤラーを食べているおかげで、毛艶の良さは本当に良く褒められました。

その時にさりげなく「ヤラーしか食べてないおかげかな?」くらい口に出して言えばよかったと後悔…頭の回転が鈍くて残念(´;ω;`)

でも今度同じような機会があれば言ってみようと思っています!

それで興味を持ってくれる方がいればワンちゃんも飼い主さんもさらにHAPPYになること間違いないですからね♪

ヤラーを食べさせている皆さんも褒められたら是非言ってみて下さい。

「YARRAHを食べさせているからね!」と…

(笑)

 


  • 北海道空知郡出身。初めて飼った最愛のペットを癌で亡くし、その原因がペットフードにあるかもしれない事をルシアンとの出会いで知り、原材料やその危険性、病気発症原因について興味を持ちました。自分と同じ後悔を飼い主さんにさせたくない思いで現在に至ります。まだまだ勉強中ですが、ペットの健康等について飼い主の皆さんと一緒に成長していければと思っています。

ペットを飼う主としての覚悟


前回、殺処分0に関する個人的意見を書きましたが、どうしても強くそう思ってしまうのは看板犬「ちゅら」が保護犬だからです。

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看板犬「ちゅら」は茨城県常総市の道端に生後1,2カ月で捨てられていました。

保護団体の方が母犬を飼っている飼い主さんを見つけたそうですが、これ以上(母犬以外)飼えないという理由だったそうです。(飼育放棄)

だったらなぜ最初から避妊しなかったのでしょうか?

何も考えていない、特にたいしたことではいないと思っている飼い主さんの意識のせいで捨てられるペットがいることは本当に残念で悲しいです。

 

そして3個くらい前のブログでも書きましたが、避妊去勢をしていない状況のペット達が災害時に飼い主さんとはぐれた際、野良犬(猫)となり繁殖をすると益々保護犬(猫)が増えていきますし、その子供たちが人間に懐かない場合は危害を加える可能性も出てきます。

 

そのような色々な事を全て考慮した上でペットを飼って欲しいと思います。

 

ちなみに「ちゅら」の保護団体では、下記の方はお断りしますと記載されていました。

◆一人暮らし、同棲中の方

◆アパート等の賃貸物件にお住まいの方

◆70歳以上のみのご家庭

◆叱る叩く躾をする方

◆ゲージや檻などに閉じ込めて飼育をする方

◆結婚、妊娠の予定のある方

◆日常定期にお留守番が4時間以上ある方

◆安価なフードで良いとお考えの方

◆飼育費用、医療費を惜しむ方

◆番犬としてはお断り致します

この10個の理由がわからない方はペットを飼うべきではないと思います。

 

更に譲渡条件として下記のことも記載されていました。

◆仔犬の時期だけでなく成犬になっても完全室内飼いして下さる方(玄関・納屋は不可)

◆良天候時はお庭で遊ばせたり散歩をさせて頂ける方

◆時期が来ましたらワクチン接種、フィラリア予防、狂犬病予防をして下さる方

◆6カ月のころ避妊手術を約束して下さる方

◆日常的に4時間以上のお留守番がない方

◆お届けは飼育環境の確認をさせて頂きますので当方からお伺いさせて頂きます。

※出来れば先住犬のいるご家庭が理想です。

 

ペットショップやブリーダーで買うより保護団体の方がよっぽどしっかりしていると思いませんか?でもこれはペットショップやブリーダーから買う方達にも当てはまる条件です。

この最低限の条件をせめてペットショップやブリーダーがこれから飼い主になるだろう方達に説明をして欲しいのですが、売ることだけが目的になっているのでそんな面倒な説明等は決してしないのでしょうね…

 

今ペットを飼っている飼い主さん、そしてこれから飼おうと思っている飼い主予備軍の皆さん、今一度生き物を飼うという事について考えてみて下さい。

そして本当に飼いたいというのであれば、ペットショップやブリーダーからではなく、保護団体から引き取って飼って欲しいと思うのです。

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  • 北海道空知郡出身。初めて飼った最愛のペットを癌で亡くし、その原因がペットフードにあるかもしれない事をルシアンとの出会いで知り、原材料やその危険性、病気発症原因について興味を持ちました。自分と同じ後悔を飼い主さんにさせたくない思いで現在に至ります。まだまだ勉強中ですが、ペットの健康等について飼い主の皆さんと一緒に成長していければと思っています。

殺処分0について個人的希望(夢)


すっかり春ですね♪

もうそろそろ桜の花も開花してくる頃でしょうか?

北海道はGW頃に満開になるので不思議です。

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長い間私が勝手に思っていることがあります。

飼い主になるために勉強会と資格試験があればいいのに

ブリーダーになるために資格試験や免許などがあればいいのに

ペットショップには保護犬(猫)のみを置くようになればいいのに

 

20年以上前にイタリアに行った際、イタリアのペットショップには動物は売っておらずブリーダーから買うという話をガイドの方がしてくれた記憶があります。

その頃の私はペットを飼ったことがなかったのに何故かそのことが薄っすらと記憶に残っていました。(20年以上前の事なので本当に曖昧なのですが(;´Д`A “`)

 

ヨーロッパのペット事情は日本よりも100年進んでいると言われていますが、確かに私がイタリアで聞いた時からすでに20年以上経っているのに日本のペット事情はあまり変化していないように感じます。

 

スイスでは経費やしつけなどの飼育に不可欠な知識について、最低4時間の講習を受けるそうで、その時点で飼うことの大変さに断念する人も多いそうです。

これってすごく良い事だと思いませんか?あまりにも安易な感情(流行りやただ可愛いという感情)でペットを飼う、飼える状況にあるのが日本ではないのかと思います。それが飼う前にしっかりわかるのとでは全然違います!

 

・飼い主さんがペットを飼う覚悟について講習受講

・飼える生活を送っているのか自治体で確認

・病気等でやむを得ず飼えなくなった場合は里親募集としてペットショップに預ける

・ペットショップは保護犬(猫)以外置いてはいけない

・ブリーダーは環境確認等審査し資格を与る

・無駄に繁殖をさせてはいけない

・無駄に流出させてはいけない

・全てを守れない場合は罰金等の処分とする

的なものを政府が法律として作成してくれないかな~と虐待や多頭飼育崩壊などのニュースを見るたびに思うのです。

 

生き物を飼うという事がどれだけ大変なのかわかっていて、尚且つ本当に好きな人が資格を得て飼えば虐待も多頭飼育崩壊も起こらないと思うのです。

そうなるとブリーダーも資格を与えられた飼い主にしか譲渡できないので無駄な繁殖をさせなくて済み、殺処分が減ると思うのです。

 

夢物語ですかね………

※あくまでも私個人の思いです。

 


  • 北海道空知郡出身。初めて飼った最愛のペットを癌で亡くし、その原因がペットフードにあるかもしれない事をルシアンとの出会いで知り、原材料やその危険性、病気発症原因について興味を持ちました。自分と同じ後悔を飼い主さんにさせたくない思いで現在に至ります。まだまだ勉強中ですが、ペットの健康等について飼い主の皆さんと一緒に成長していければと思っています。

災害時、ペットとの避難②~持ち出す備蓄品~


前回の続きで、今回は避難時に必要な備蓄品等をまとめてみました。

まずは安全に避難出来るようにリードやキャリーバッグ等の避難用具を準備しておく必要があります。

そして備蓄品ですが、東日本大震災の時にはペット用は緊急車両と認められず到着に時間がかかったそうなので、飼い主さんの備蓄品と一緒にペット用も置いておくのが良いと思います。

 

◆療法食・薬

◆フード、お水(少なくとも5日分、出来れば7日分以上)

◆予備の首輪・リード(ハーネスや伸びないリードがあると良いです)

◆食器

◆ガムテープ(ケージの補修など多用途に使用できます)

■飼い主の連絡先とペットに関する飼い主以外の緊急連絡先・預かり先などの情報

■ペットの写真(飼い主と一緒に写っている物もあると良いです)

■ワクチン接種情報、既往症、健康状態、かかりつけの動物病院などの情報

上記は優先順位1として災害時のガイドラインに載っています。

■の情報は同行避難出来なかった場合に必要な気がしますが…

その他に

◇ペットシーツ(猫の場合は使い慣れたトイレ砂)

◇排泄物処理用具(ビニール袋、ティッシュペーパーなど)

◇タオル・ブラシ

◇おもちゃ

◇洗濯ネット(猫の場合)

上記の物が優先順位2とされています。

 

ガイドラインが全てではないので、周りに迷惑をかけないためにも自分にとっての優先順位をつけて日頃から準備しておくといいと思います。

 

そして気になるのは療法食・薬です。療法食・薬は病状悪化をさせないためにも必要ですが、出来ることであれば病気にならないことが何よりだと思います。

普段から病気の原因になりやすいフードを与えないことが、ペットのためにもそして飼い主さんのためにもとても良い事だと思います。

普段の健康管理が災害避難時にどう影響するか今一度考えなおしてみましょう!

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ヤラー大好き看板犬「ちゅら」

 

ヤラーラインナップ

◆ドッグフード

ドライフード

アルミトレー

缶詰

ビスケット

 

◆キャットフード

ドライフード

アルミトレー

缶詰

 

 


  • 北海道空知郡出身。初めて飼った最愛のペットを癌で亡くし、その原因がペットフードにあるかもしれない事をルシアンとの出会いで知り、原材料やその危険性、病気発症原因について興味を持ちました。自分と同じ後悔を飼い主さんにさせたくない思いで現在に至ります。まだまだ勉強中ですが、ペットの健康等について飼い主の皆さんと一緒に成長していければと思っています。

災害時、ペットとの避難①~飼い主の意識~


3.11です。

当時私は札幌の9階で働いていましたが、実はその時の揺れ方は今となっては記憶が曖昧です。

ただ、只事ではない揺れだと思いTVを付けると信じがたい光景が目に飛び込んで来たのは今でも鮮明に覚えています。

 

人間の避難はもちろんですが、愛しのペット達との避難はどうなっているのか皆さんご存知ですか?

 

飼い主さんとペットが離れ離れになってしまった場合、保護するのに労力や時間がかかるため、負傷、衰弱、死亡の恐れがあったり、不妊去勢処置がされていない場合には、繁殖により住民の安全や公衆衛生上の環境が悪化することが問題になってきます。

そのため災害時の避難の際にはペットとの同行避難は推進されていますが、様々な人が共同生活を送る避難所でペットと過ごす場合には、動物が苦手な人、アレルギー持ちの人等への配慮と、普段からの健康管理やしつけがとても重要になってきます。

 

そうです、同行避難をしても良いのです!3.11の時はペットを連れて行ってはいけない!という認識でいる方が多かったため、災害後の対応に苦慮した自治体が多かったそうです。

一緒に避難して良いのは飼い主として安心ですね。

 

しかし、避難生活の中でペットを飼うのはとても肩身が狭いような気もします。

そうならないためにも普段から飼い主さんの意識の高さが求められると思います。

 

飼い主として普段から備えておくべきことは

①ペットのしつけと健康管理

②ペットが迷子にならないための対策→マイクロチップ等による所有者明示

③ペット用の避難用品や備蓄等の確保

上記3点が特に必要となってくるのではないかと思います。

 

3.11の際は、地域防災計画に同行避難について記載し、ペット救済マニュアルの作成、餌やケージなどの備蓄を行っていたそうです!

では物資の備蓄はあるとして、しつけはどうでしょうか?

◆「お座り」「伏せ」「待て」など基本的しつけは出来ていますか?

◆ケージ等の中に入ることは嫌がりませんか?

◆無駄吠えはしませんか?

◆人や動物を怖がったり威嚇したりしませんか?

◆決められた場所で排泄が出来ますか?

◆狂犬病予防などのワクチンを受けていますか?

◆フィラリアなど寄生虫の予防、駆除はされていますか?

◆避妊・去勢はしていますか?

 

うちの看板犬「ちゅら」は、今の時点でまだ全てが出来ないので、残念ながら共同避難所には入れない状況ですね(´;ω;`)

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しつけ、日々頑張ります!

 


  • 北海道空知郡出身。初めて飼った最愛のペットを癌で亡くし、その原因がペットフードにあるかもしれない事をルシアンとの出会いで知り、原材料やその危険性、病気発症原因について興味を持ちました。自分と同じ後悔を飼い主さんにさせたくない思いで現在に至ります。まだまだ勉強中ですが、ペットの健康等について飼い主の皆さんと一緒に成長していければと思っています。

ペットショップで犬や猫を展示販売してもいいの?


娘がボランティアをしているペットシェルター
「NO Kill」がポリシーなので、この施設内で保護動物を殺処分することはないと思います。

しかし、何らかの問題行動(人や動物に噛み付くとか)がある保護動物は、
レッドカードが貼られ、しばらく譲渡には回さないで
人に慣れるトレーニングを積むようです。

では、アメリカではペットの殺処分はゼロなのでしょうか?

いやいや、
アメリカといえどもペットの殺処分がないわけではなく、
日本と同じように殺されていくペットも多いのが現状です。

キラーシェルターという殺処分をするための施設もありますし、
なるべく殺処分を減らそうと努力している、Low Killを目指している施設もあります。

こういったシェルターに連れて来られる動物
(犬や猫だけでなく馬なども保護されてくると以前のブログでも紹介しました)は、
アメリカ全土で年間600〜800万匹と言われています

そして、その約半数が新しい飼い主の元へ引き取られていくそうです。

日本の保健所へ収容されるペットの頭数は、アメリカの1/20ですが、
その90%以上が殺処分されているという大きな違いがあります。

アメリカでは、生後8週間未満の動物の売買や譲渡は禁止されています。

生後30日くらいになって離乳食が始まったばかりの子犬や子猫が、
母親や兄弟と触れ合って社会性すら身につける前に
ペット市場で競りにかけられる日本のペットを思うと
ここにも大きな違いが見られます。

競り落とされた子犬や子猫たちは
ペットショップのショーケースに入れられて
展示販売されているのが普通ですよね。

では、アメリカではペットショップで生体の展示販売はできるのでしょうか?

私の中では、子犬や子猫を展示して販売しているのは日本だけで
欧米では生体の展示は禁止されているとばかり思っていました。

実際、PETOCOやPETSMARTなどのペット用品を扱うお店では
両生類とか鳥類、ハムスターなどのげっ歯類は見かけますが
今まで犬や猫を見たことはありませんでした。

なので、あるショッピングモールへ行って
この光景を見たときには本当に驚きました。

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え?普通に売ってる?
生体の展示してるじゃん?

アメリカ人に聞いてみたら
「ふつうに展示販売ってやってると思うよ」

この会話がされたのも、写真を撮ったのも
カリフォルニアでの話なので、他の州ではまた事情が違ってくるのかもしれませんが、

どうやらアメリカでは別にペットショップで展示販売することが
全面的に禁止されているというわけではないようです。

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よくよく調べてみたら
アメリカの60ほどの都市では、(ロサンゼルス、サンディエゴ、シカゴなど)
ペットショップで販売して良いのは保護動物のみという条例があるそうです。

ペットシェルターで保護している動物たちが、新しい家庭を探すための展示であれば
意味が違ってきますね。

シェルターに収容された後で、新しい家族を見つけられる動物の割合が
50%からさらにアップするなら、お店で展示するのもアリじゃないですか?


  • 現在、カリフォルニア州サンタモニカで娘と二人暮し中。アニマルシェルターレポートや、アメリカのオーガニックの現状、ペットフード・ペット事情などを発信しています。電子書籍「本当は怖いペットフードの真実』がRCFパブシッシングから出版されました。 メディカルハーブ協会認定/ハーバルセラピスト、日本成人病予防協会認定/健康管理士一般指導員、ペットロングライフカウンセラー。 趣味は書道と植物のスケッチ、手作り化粧品やハーブのチンキ作り、ヨガと瞑想。

ペットシェルター訪問レポートVol-2


前回のブログで、潜入先のペットシェルターの概要をご説明しました。
ペットシェルター訪問レポートVol-1

早速今回は保護された猫さんたちがいるエリアへ入ってみます。
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猫エリアのドアを開けると、太陽が降り注ぐ明るい空間が広がり
広い廊下の両側にケージが設置されています。
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ここのケージの中は
こんな成猫さんが多く待機しています。
すでに人に慣れて、連れて帰ることができる子達です。
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それぞれのケージには、猫さんのバックグラウンドや性格や年齢、
去勢・避妊済みの表示がされたプレートがかかっています。
TAKE ME HOME ![僕をおうちへ連れて行って!]の文字も見えますね。
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どの子も本当に人懐こいです。
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ケージの脇にある白いドアを開けると子猫ゾーンがあります。
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広いスペースにまだ小さいあどけない子猫たちが沢山いました。
きっと兄弟であろう5〜6頭同じ柄の子猫や、茶白、キジトラなど日本の猫とそっくり。image
おうちに迎え入れる子を探しに来る訪問者も自由に入って子猫と触れ合うことができます。
この日は、若いカップルが猫さんを見に来ていました。
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学生たちのボランティアは、子猫と遊んであげるのも仕事の一つ。
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ここの子猫ゾーンは、外のスペースへとつながっていて
子猫たちは室内と外を自由に行き来しています。
外側から見るとこんな感じ。
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太陽の光が降り注ぐ中でお昼寝をしたり
舞い落ちる落ち葉と戯れていたりもします。

ここのシェルターは「NO KILL」がポリシーで、
万一迎え入れる家庭が見つからない場合も、この子たちは一生ここで過ごすことができます。

そのポリシーのせいなのか、オープンな雰囲気の作りがそうさせるのか
保護施設特有の悲壮感などは微塵も感じません。

ボランティアで支えられているここの活動も
実際に動物たちの世話をすることだけがボランティアではなく、
例えば収穫した野菜や果物やナッツなどが持ち込まれ、販売されて資金となっていたり、
学校を訪問して、子供たちを相手に動物愛護のレクチャーを行う人がいたり、
地域の人たちが色々なアクションで関わっています。

こんな有機的なつながりが日本でも実現できないものでしょうか。

アメリカのやり方が全て正しい訳ではないと思います。
日本にはそぐわないものもあるでしょう。
でも、日本より歴史の浅いこの国は、
動物愛護に関しては日本より古くから取り組みがされている訳ですから
参考にして取り入れるところがあるのではないかと感じました。

続編では、奥の犬ゾーンを紹介したいと思います。


  • 現在、カリフォルニア州サンタモニカで娘と二人暮し中。アニマルシェルターレポートや、アメリカのオーガニックの現状、ペットフード・ペット事情などを発信しています。電子書籍「本当は怖いペットフードの真実』がRCFパブシッシングから出版されました。 メディカルハーブ協会認定/ハーバルセラピスト、日本成人病予防協会認定/健康管理士一般指導員、ペットロングライフカウンセラー。 趣味は書道と植物のスケッチ、手作り化粧品やハーブのチンキ作り、ヨガと瞑想。

ペットシェルター訪問レポートVol-1


前回のブログで、ルシアンのお客様が
メルを使って動物保護団体にフードを贈って下さったことをご紹介しました。

そんなお客様のアクションに触発されて、
今回は、アメリカの動物保護の現場を訪れてみました。

Humane Society Ventura County

Humane Society Ventura County

訪問したのは
Humane Society Ventura County
(ヒューメイン・ソサイエティー・ベンチュラ・カウンティー)

娘がボランティアの一員として参加している団体です。

volunteer uniform

volunteer uniform

ここは1932年に設立という80年以上の長い歴史を持ちます。
1932年の日本といえば昭和の初め。
動物保護の概念すらなかった頃かもしれません。

クリニックが併設されていて獣医さんがいます。

humane clinic

humane clinic

ベンチュラカウンティーという名前が付いているので
(カウンティーというのは日本でいう県のようなものです)
国や県などの公共団体からの資金援助があるのかと思ったら
ここは全くのインディペンデントの団体で
寄付やクリニックでの避妊・去勢、ワクチン接種などと
ボランティアワークで賄われているそうです。

さすがにアメリカらしいと思ったのはコレ

rescued horses

rescued horses

ちょっと画像が分かりにくいかもしれませんが、馬が保護されてきています。
虐待や飼育放棄されるのは、犬や猫だけでなないというのがアメリカならではです。

そしてこれもアメリカならではですが、
この時期どこのショッピングモールに行っても必ずサンタが居て、
特に子供達が一緒に写真を撮ってもらっています。
もちろん有料のサービスで、$30位を支払います。

ヴェンチュラカウンティーのペットシェルターでも
寄付で運営するための資金集めとして、サンタのイベントを開催していました。

santa paw event

santa paw event

12月の最初の日曜日に、ここの施設を訪れると
サンタとカメラマンが待機していて、
自分のペットと一緒の写真を撮ってもらえます。
施設の運営のための寄付金として$25を支払います。

サンタと一緒の写真を撮りたがる?アメリカ人の心をくすぐるこのイベント。
犬猫好きが、サンタとペットと一緒の写真を撮りに来て、
動物保護の活動のために寄付をしてくれたら、
人もペットもシェルターのスタッフも、皆幸せになれますよね。
日本でもこんなアイディアの募金活動があったらいいのかもしれないなぁと感じました。

では、次回は内部に潜入して、可愛い猫さんの様子をご紹介したいと思います。


  • 現在、カリフォルニア州サンタモニカで娘と二人暮し中。アニマルシェルターレポートや、アメリカのオーガニックの現状、ペットフード・ペット事情などを発信しています。電子書籍「本当は怖いペットフードの真実』がRCFパブシッシングから出版されました。 メディカルハーブ協会認定/ハーバルセラピスト、日本成人病予防協会認定/健康管理士一般指導員、ペットロングライフカウンセラー。 趣味は書道と植物のスケッチ、手作り化粧品やハーブのチンキ作り、ヨガと瞑想。

メルをフードご寄付のためにご利用いただきました


こんにちは。獣医師の小林です。

ルシアンでは独自のポイント制度「メル」を導入しております。

「メル」は累計のご購入金額とご利用回数がある一定のラインを超えると、最大で20%還元になるお得なポイント制度です。

先日、ルシアンを長くご利用いただいている方(K様)から、「メルを利用し、そのメル分だけ動物保護団体様にフードを贈って欲しい」とのお申し出をいただきました。

ルシアンは、犬猫の殺処分ゼロを目指しており、これまでにも独自で動物保護団体様へフードの寄付や、野良猫・野良犬の保護活動、里親探し活動などを行ってきましたので、このようなお申し出は大変有難く、すぐにフードをお送りさせていただきました。

今後もこのような活動を続けていきますので、もし、K様のように、メルをフードのご寄付にお使いいただける際は是非、お申し付けくださいますと幸いです。
送り先の団体様はご指定いただくことも、こちらで選定させていただくことも可能です。

何卒、よろしくお願い申し上げますm(_ _)m

12月に入りすっかり寒くなりましたね。
私は大学時代に6年間北海道にいたので、寒さに耐性がついたと自負しておりましが、関東に戻ってきてすぐにこちらの寒さに耐えらなくなっております。。

皆様もお身体にお気をつけてお過ごしくださいませ。

COCO


  • ルシアン代表・すばる動物病院院長。栃木県生まれ。酪農学園大学獣医学部卒、獣医皮膚科学会所属獣医師。薬の長期連続投与より、ナチュラルケや予防医学に力を入れたいという思いから、メディカルハーブ協会・ハーバルセラピスト資格も取得。飼い主さんの良きアドバイザーになれるよう日々勉強中。趣味はスキーとテニス、時々ゴルフ。

野良猫ちゃんを保護してきました(その2)


こんにちは!ルシアンの水野です!

さてさて、無事野良猫ちゃんを保護してきたのは良いものの(野良猫ちゃんを保護してきましたその1)、保護経験も里親に出したこともない私達。

とりあえず、里親募集の方法を考えよう!ということで、ひとまず里親さんが見つかるまで、わたし、水野の家でお世話をすることにしました。

 

私の家に連れてきた初日、さすがに警戒して出てこないかな…と心配していましたが、そんな心配無用でした。

キャリーを空けてわずか20秒!!

まるで我が家であるかのように威風堂々とでてきました(笑)

 

そして数時間後には…

無題

ちょちょちょ、猫さん!くつろぎすぎじゃないですか…!

 

まるで人のような寝方に、笑いをこらえるのに必死でした。

(幸い一生懸命笑いを抑えたので、この寝方のままぐっすりとおやすみになってましたよ)

 

そんな保護猫ちゃんとの生活をしながら、一方では里親さんを探さなければなりません。

 

はじめは、「絶対良い飼い主さんを見つけてみせる!」と里親探しの方法や里親の条件を調べていたのですが、私自身、毎日保護猫と一緒に過ごすうちに、いつの間にか情が湧いてしまいました。

 

離れるのがつらい

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そう思ってしまった私には、もう里親さんは探せませんでした。

自分が里親になりたいとスタッフに伝え、話し合った結果、この保護猫は水野が引き取ることにしました。

 

半端な気持ちで飼うことがどれだけ動物に辛い思いをさせるか、捨てられた子達を見るとわかります。里親が見つからなかったからではなく、会社のためではなく、私個人がこの猫ちゃんと縁あって出会うことができ、一緒に生活を共にしたいと思って飼うことにしたのですから、この子が幸せで暮らせるように、これからたくさん愛情を注いでいきたいと思います。

DSC_0294

 

ちなみに、この子は「ゆず」と命名しました。

元気いっぱいやんちゃな男の子です。

もちろんごはんはヤラーです(^^)

 

これから少しづつですが、「野良猫、野良犬の殺処分」について、ルシアンが関わっていけるよう、勉強し、行動していきたいと思います。


  • 日本獣医生命科学大学 獣医保健看護学科卒業 / 日本動物看護協会 認定動物看護師 / 勉強の毎日ですが少しでもワンちゃん、猫ちゃんと飼い主様のお役に立てるよう、全力でサポートいたします。食べることが好き。美味しいものを食べていると自然と笑顔になります。中学、高校時代は部活でバトミントンに明け暮れていました。

野良猫ちゃんを保護してきました(その1)


こんにちは!ルシアンの水野です! 

さて、ルシアンで掲げた目標 「殺処分ゼロ」

わたし自身、殺処分・動物虐待について幼いころから考えるものがあり、どうにかしてこの問題の改善をしたいと思っていました。( 小学4年生の時見た、「仔猫虐待の様子がウェブにアップされた事件」の衝撃と怒りは、今でも忘れません)

会社でこの目標を掲げ、まずは野良猫、野良犬の保護活動を!と意気込んでいたとき、同僚の丹羽さんから、「夫の職場の近くで、小さい仔猫がガリガリでさまよっている…」との報告が。

 

これは、助けるしかない!!!

 

詳しく聞くと、その地域は住宅もなく、まわりに親猫や兄弟らしき猫もいない、とのこと。(飼い主調査も行いましたが、やはり見当たりませんでした)

これは黙っちゃいられない!保護して里親を探そう!

そうしてルシアンの殺処分ゼロの第一歩となる活動が始まりました。

まずは捕獲しなければ話にならないと、休日会社に集まり捕獲作戦を決行することにしました。目標を掲げたとは言っても猫の捕獲なんて初めてです。軍手、網、タオルとダンボール、それとひっかかれないように長袖、暑さ対策のスポーツドリンク…とにかく必要そうなものをかき集めました。

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えさをあげると近寄って食べるという情報を得ていたので、あえて捕獲器は使わないことに。「中々近づいてこないんじゃないか」「上手く捕まえられず逃げてしまうのではないか」不安はよぎりましたが、やるしかない…

準備を整え、よしいざ出陣!

 

 

…と、その矢先。

おはようございま~す。猫ちゃん近づくとおなかを見せて懐っこかったので、捕まえてきちゃいました(^^)

 

あ、、あれ、、、?

 

ガリガリで1匹でいたという野良猫ちゃんは、相談してくれた丹羽さんがすでに捕まえていました。

元々私達と一緒に捕獲に行く予定だったのですが、その前の日に気になって現場に行っていたそうです。とても人懐っこい子で、簡単に保護できたとのこと。

 

…うん、無事保護できて良かった良かった(あの気合をどこに回して良いか混乱中)

 

なにはともあれ、猫ちゃんは大きな傷もなく一安心でした。

それしにても…

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初めての場所でもこの貫禄っぷり!

物怖じしない、野良ちゃんとは思えない子でした!

優雅にあっちをくんくん、こっちをくんくん…。人にも臆せず近づき、抱っこをすると喉をぐるぐる…。

 

グラフィックス1

弊社のドッグスタッフ「メル」のほうが、気になってあたふたしていました(笑)

 

そんなこんなで、私達の意気込んだ捕獲作戦はどこへやら、保護猫ちゃんは一瞬でルシアンスタッフのハートを奪っていきました。

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本当に人懐っこくて、いろんなものに興味を持つ子でした。

こんな子が今まで1匹で生きていたなんて…。そう思うとなんだか切なくて仕方ありませんでした。

親猫が置いていってしまったのか、それとも親猫は車に轢かれて死んでしまったのか、あるいは誰かが捨てたのか、私達には本当のことはわかりません。

ですが、こうやって私達の元に来たひとつの小さな命を、全力で守らなければならないなと感じました。


  • 日本獣医生命科学大学 獣医保健看護学科卒業 / 日本動物看護協会 認定動物看護師 / 勉強の毎日ですが少しでもワンちゃん、猫ちゃんと飼い主様のお役に立てるよう、全力でサポートいたします。食べることが好き。美味しいものを食べていると自然と笑顔になります。中学、高校時代は部活でバトミントンに明け暮れていました。