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水野里枝 について

日本獣医生命科学大学 獣医保健看護学科卒業 / 日本動物看護協会 認定動物看護師 / 勉強の毎日ですが少しでもワンちゃん、猫ちゃんと飼い主様のお役に立てるよう、全力でサポートいたします。食べることが好き。美味しいものを食べていると自然と笑顔になります。中学、高校時代は部活でバトミントンに明け暮れていました。

春は抜け毛がすごい!猫ちゃんも換毛期対策しましょう!


気温も上がり、春らしい陽気になってきましたね。
過ごしやすい陽気になってからウォーキングを始めた水野です。
人だけでなく、弊社のワンコ・ニャンコも、寒い冬が終わりほっと一息ついています。

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春と秋は抜け毛がすごい!

気温の変化がある春と秋に、わんちゃん・猫ちゃんは「換毛期」と呼ばれる毛の生え変わりが起こりますね。

ドッグスタッフであるビションフリーゼの「メル」トイプードルの「レイラ」は犬種的に換毛期はないと言われています。そのため、この時期でも抜け毛に困ることはないのですが、チワワの「ピュア」雑種猫の「ゆず」は、今まさに換毛期で、抜け毛のオンパレードです。

走るだけでも毛がフワ~
撫でてもフワ~
毛が舞うので事務所のお掃除も大変です。

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わんちゃんは自分で毛づくろいをあまりしないので、飼い主さんがこまめにブラッシングシャンプーをしてあげる必要があります。
抜けた毛が体に付いたままでいると、通気性が悪くなり皮膚トラブルの原因になります。
ブラッシングをすることで皮膚を清潔に保ち、血行が良くなるので、この時期は特に気を遣ってあげましょうね。

猫ちゃんのブラッシング、していますか?

わんちゃんはこまめにお手入れをしている方は多いと思いますが、猫ちゃんに関しては、普段お手入れをあまりしないという方がいるのではないでしょうか。
猫ちゃんは普段から自分で毛づくろいをしますし、特に短毛種だと、換毛期でも見た目の変化はほとんどないので、ブラッシングの必要もあまりないように感じてしまいます。

しかし、短毛種の猫ちゃんもなかなかの量の毛が1日に抜けています。
試しに、ゆずを2~3回軽くブラッシングしたところ………

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軽くブラッシングしただけでこれだけの量の毛が取れるということは、換毛期全体を通すとすごい量の毛が抜けていることになりますね。
猫ちゃんはそれを毛づくろいで舐め取ってしまうので、換毛期には普段より多い量の毛を飲み込んでいることになります。
そうなると※毛球症になってしまう可能性も高くなります。

※毛球症とは、胃や腸などの消化器官に飲み込んだ毛が毛玉となって残ってしまう病気です。
重度の毛球症になってしまうと外科手術を行う必要があるので、短毛の猫ちゃんでも日頃のブラッシングを心がけ、今の時期はまめにお世話をしましょう。

正常な換毛を促しましょう!

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また、換毛期は日光や温度の変化により起こります。わんちゃん・猫ちゃん問わず、室内飼いで1年を通して気温の変化があまりない部屋にいると、気温差を感じにくくなってしまい換毛が起こりにくくなったり、逆に年中抜け続けてしまうこともあるようです。

大切なのは、暑さや寒さにある程度慣れさせ、正常な換毛を促すことです。
換毛が正常に行われることで、健康な皮膚や毛が作られます。暑いから、寒いからと言って、むやみに気温を一定にしないことが、わんちゃん・猫ちゃんの健康に繋がることなんですね。

ブラッシングは、わんちゃん・猫ちゃんとのスキンシップの役割も果たしてくれますので、自分であまりお手入れをしていないという方は、ぜひやってみてください。


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野良猫ちゃんを保護してきました(その2)


こんにちは!ルシアンの水野です!

さてさて、無事野良猫ちゃんを保護してきたのは良いものの(野良猫ちゃんを保護してきましたその1)、保護経験も里親に出したこともない私達。

とりあえず、里親募集の方法を考えよう!ということで、ひとまず里親さんが見つかるまで、わたし、水野の家でお世話をすることにしました。

 

私の家に連れてきた初日、さすがに警戒して出てこないかな…と心配していましたが、そんな心配無用でした。

キャリーを空けてわずか20秒!!

まるで我が家であるかのように威風堂々とでてきました(笑)

 

そして数時間後には…

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ちょちょちょ、猫さん!くつろぎすぎじゃないですか…!

 

まるで人のような寝方に、笑いをこらえるのに必死でした。

(幸い一生懸命笑いを抑えたので、この寝方のままぐっすりとおやすみになってましたよ)

 

そんな保護猫ちゃんとの生活をしながら、一方では里親さんを探さなければなりません。

 

はじめは、「絶対良い飼い主さんを見つけてみせる!」と里親探しの方法や里親の条件を調べていたのですが、私自身、毎日保護猫と一緒に過ごすうちに、いつの間にか情が湧いてしまいました。

 

離れるのがつらい

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そう思ってしまった私には、もう里親さんは探せませんでした。

自分が里親になりたいとスタッフに伝え、話し合った結果、この保護猫は水野が引き取ることにしました。

 

半端な気持ちで飼うことがどれだけ動物に辛い思いをさせるか、捨てられた子達を見るとわかります。里親が見つからなかったからではなく、会社のためではなく、私個人がこの猫ちゃんと縁あって出会うことができ、一緒に生活を共にしたいと思って飼うことにしたのですから、この子が幸せで暮らせるように、これからたくさん愛情を注いでいきたいと思います。

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ちなみに、この子は「ゆず」と命名しました。

元気いっぱいやんちゃな男の子です。

もちろんごはんはヤラーです(^^)

 

これから少しづつですが、「野良猫、野良犬の殺処分」について、ルシアンが関わっていけるよう、勉強し、行動していきたいと思います。


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野良猫ちゃんを保護してきました(その1)


こんにちは!ルシアンの水野です! 

さて、ルシアンで掲げた目標 「殺処分ゼロ」

わたし自身、殺処分・動物虐待について幼いころから考えるものがあり、どうにかしてこの問題の改善をしたいと思っていました。( 小学4年生の時見た、「仔猫虐待の様子がウェブにアップされた事件」の衝撃と怒りは、今でも忘れません)

会社でこの目標を掲げ、まずは野良猫、野良犬の保護活動を!と意気込んでいたとき、同僚の丹羽さんから、「夫の職場の近くで、小さい仔猫がガリガリでさまよっている…」との報告が。

 

これは、助けるしかない!!!

 

詳しく聞くと、その地域は住宅もなく、まわりに親猫や兄弟らしき猫もいない、とのこと。(飼い主調査も行いましたが、やはり見当たりませんでした)

これは黙っちゃいられない!保護して里親を探そう!

そうしてルシアンの殺処分ゼロの第一歩となる活動が始まりました。

まずは捕獲しなければ話にならないと、休日会社に集まり捕獲作戦を決行することにしました。目標を掲げたとは言っても猫の捕獲なんて初めてです。軍手、網、タオルとダンボール、それとひっかかれないように長袖、暑さ対策のスポーツドリンク…とにかく必要そうなものをかき集めました。

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えさをあげると近寄って食べるという情報を得ていたので、あえて捕獲器は使わないことに。「中々近づいてこないんじゃないか」「上手く捕まえられず逃げてしまうのではないか」不安はよぎりましたが、やるしかない…

準備を整え、よしいざ出陣!

 

 

…と、その矢先。

おはようございま~す。猫ちゃん近づくとおなかを見せて懐っこかったので、捕まえてきちゃいました(^^)

 

あ、、あれ、、、?

 

ガリガリで1匹でいたという野良猫ちゃんは、相談してくれた丹羽さんがすでに捕まえていました。

元々私達と一緒に捕獲に行く予定だったのですが、その前の日に気になって現場に行っていたそうです。とても人懐っこい子で、簡単に保護できたとのこと。

 

…うん、無事保護できて良かった良かった(あの気合をどこに回して良いか混乱中)

 

なにはともあれ、猫ちゃんは大きな傷もなく一安心でした。

それしにても…

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初めての場所でもこの貫禄っぷり!

物怖じしない、野良ちゃんとは思えない子でした!

優雅にあっちをくんくん、こっちをくんくん…。人にも臆せず近づき、抱っこをすると喉をぐるぐる…。

 

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弊社のドッグスタッフ「メル」のほうが、気になってあたふたしていました(笑)

 

そんなこんなで、私達の意気込んだ捕獲作戦はどこへやら、保護猫ちゃんは一瞬でルシアンスタッフのハートを奪っていきました。

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本当に人懐っこくて、いろんなものに興味を持つ子でした。

こんな子が今まで1匹で生きていたなんて…。そう思うとなんだか切なくて仕方ありませんでした。

親猫が置いていってしまったのか、それとも親猫は車に轢かれて死んでしまったのか、あるいは誰かが捨てたのか、私達には本当のことはわかりません。

ですが、こうやって私達の元に来たひとつの小さな命を、全力で守らなければならないなと感じました。


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