[間違いだらけの次亜塩素酸水報道-1]NHKの大誤報/官僚の責任は?



 

信じがたい事態
「次亜塩素酸水」という感染対策の強力なツールが日本から完全に消えて無くなる!

『月刊Hanada 2020年9月号』(2020年7月21日発売)奈良林直  東京工業大学特任教授の記事を読み解く

 ”約30年以上に渡って各地で使われてきた次亜塩素酸水が、新型コロナウイルス感染症拡大という非常事態の最中に、科学的根拠なく次々と撤去され、東京都を中心に連日各地でクラスター感染が急増しています。

次亜塩素酸水の噴霧をやめさせたことによって実際に感染が拡大しているこの事態を無視し続け、第二波になりかねない事態を招いていることに強い憤りが込み上げてきます。

誤報を訂正しないNHK、噴霧を実質的に禁止させた”学者”、パンフレットを作成した三省庁 (厚労省/経産省/消費者庁)の官僚らはこの事態にどう責任を取るのか。

このままでは手遅れになりかねないと大変な危機感を持っています。”

 

これは、奈良林先生の記事の最後に書かれた、先生からの大きな問題提起です。月刊花田9月号に8ページに渡って掲載された奈良林先生の記事の内容を詳しく読み解いて、空間噴霧を含めた次亜塩素酸水への理解を深めていただければと思います。

第二波を招くNHKの大誤報
「次亜塩素酸水」消滅の危機!

かねてよ各記事でご説明し続けてきた通り、NITEによる次亜塩素酸水の効果測定報告と、発表されたファクトシートに関連して、様々な混乱が生じました。経済産業省の委託で次亜塩素酸水の検証試験を行っていたNITEの5/29付けのファクトシートは、次亜塩素酸水とは関係のない引用や科学的根拠が示されない見解が列記されました。[こちらの記事も併せてどうぞ!]
それを受けてNHKは、「次亜塩素酸水の有効性は確認されず、噴霧を控えるよう呼びかけている」と報道しました。

NITEの検証結果すら出ていない時点で、事実関係の確認もせず、勝手な結論づけをしてしまった訳です。

この報道が招いた混乱は全国に拡大し、5/30〜5/31の週末にかけて、次亜塩素酸水メーカーだけでなく、日本労働者協同組合連合までが

『NHKの報道内容は、NITEの中間報告を正しく報道していません。次亜塩素酸水の有効性は継続して検証中です。』
と急遽見解を出すという騒ぎを引き起こすに至ります。

ここで、月刊Hanada9月号/奈良林先生の記事を引用してみましょう。

 次亜塩素酸水は、白血球の一種である”好中球”がウイルスや細菌を殺すのと同じ成分で、人体にはほとんど悪影響を与えず、次亜塩素酸ナトリウムのように手洗い後に入念に洗い落とす必要もありません。

スプレーで吹き付ければ手指の殺菌になるし、歯科医院では口腔手術後の感染防止の消毒剤に必須なのです。
ウイルスや細菌は殺菌して、人の細胞や粘膜に影響がないからこそ使えるのです。

超音波加湿器に入れて噴霧すれば部屋中に広がり、ウイルスの付着した衣類、家具、カーテン、床などの沈着して除菌し、ニオイの元を分解します。

これは、「安全除菌で家族を守る アクアリブ」の効果や安全性として、私共がお客様にご説明するのと全く同じ内容です。そして、さらに科学的根拠として

アメリカ環境保護省(EPA)では、すでに次亜塩素酸水を新型コロナウイルスの推奨消毒剤として登録。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)も、コロナウイルス対策の最新知見として
次亜塩素酸水は「生物組織に対して無毒である」との認識を示し、
アメリカ海運局(ABS)も次亜塩素酸水を奨励しています。

中国国家衛生健康委員会も「室内空気、水道設備表面、皮膚と粘膜の消毒に向いている」と使用指針に明記し、
韓国でも大量に活用されています。

 

奈良林先生の記事では、NITEがファクトシートで引用した「次亜塩素酸水に関係ない」引用ではなく、次亜塩素酸水そのものに関しての各国の扱いや見解が述べられています。
また、海外の知見だけでなく、日本国内の研究成果にも触れています。

 日本では、鳥獣感染症研究で鳥インフルエンザのウイルスを特定したことで世界的に有名な、北海道大学人獣共通感染症リサーチセンターによる試験結果があります。

NITEの中間報告とほぼ同じ条件下で、次亜塩素酸水(PH5.5 40ppm)により新型コロナウイルスが30秒で不活化されたと、WHOに16年間の勤務経験ある、北海道大学名誉教授・玉城英彦先生が報道発表を行っています。

 

[こちらの記事も併せてどうぞ!]
無責任すぎる学者と官僚
科学的根拠を示して発言報道すべき!

NITEのファクトシートの、「消毒剤を人体に噴霧することはいかなる状況であっても推奨されない」という記載の引用論文は、「家庭用クリーニングスプレーの使用と成人喘息」という題目で、床や家具の拭き掃除や窓拭き用の洗剤や漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)、空気清浄スプレーなどによって引き起こされる成人喘息について書かれています。

つまり、家庭用の中性洗剤や漂白剤に関する記載で、次亜塩素酸水に関する記述ではありません。

こうした論文の精査なしに、次亜塩素酸水の専門家でもない一部の学者の個人的見解だけが真実であるかのごとく取り上げられ、
「次亜塩素酸水は効果がなく噴霧すると危険」という科学的根拠に基づかない誤報が広がり、
各地で長年使用されてきた次亜塩素酸水と、およそ100万台規模の噴霧器が次々と撤去されてしまっているのです。
これはとんでもないことです。

私自身、約20年ほど次亜塩素酸水を空間噴霧して使ってきました。子供達がインフルエンザにかかっても、ノロウイルスに感染しても、看護した私はアクアリブの空間噴霧に守られてきました。
ですから、家族全員で寝込むという事態には一度もならずに済んでいます。奈良林先生と同様、噴霧器の使用を断念してしまうことによる弊害を危惧している者の一人です。

このような事態の中、驚くべきことに、NITEの委員長を務める国際医療福祉大学の松本哲哉教授が、6/28の日本テレビ「真相報道バンキシャ」に出演し、「次亜塩素酸水を使うと結膜炎になる恐れがある」などと発言したのです。

松本教授は何を根拠にそう仰ったのか。

実は先のファクトシートに書かれた「噴霧すると危険」との記述は、委員長である松本教授の個人的な見解が反映されたものと見られています。

松本教授はWHOの引用文献を読んだのでしょうか?

単なる個人的見解を根拠も示さず影響力のあるテレビで平気で言う。
科学者としてあまりにも無責任すぎます。

 

※黄色いバックグラウンドの文章は、月刊Hanada 2020年9月号の奈良林先生の記事を引用させていただきました。次亜塩素酸水の空間噴霧の真実に迫る!奈良林先生の記事の続き[間違いだらけの次亜塩素酸水報道-2]はこちらから↓
月刊Hanada 2020年9月号の奈良林先生の記事を参考に、読み解きの解説をしてこの記事を書いたのは、長年にわたり “次亜塩素酸水アクアリブ” を活用してきた小林メイです。

新型コロナウイルスの感染拡大という想定外の事態が広がり、終息するにはどのくらいの年月を必要とするのかも分からないまま、冬季のインフルエンザ感染時期に同時突入するのかと心配がされています。
中国では、豚インフルやペスト(黒死病)、さらにはマダニが媒介するブニヤウイルスが確認されたりする不穏な雰囲気。

感染対策に空間噴霧を活用することで、家庭内感染を防げるのに、根拠のない風説が飛び交い空間噴霧を妨げるのが残念でたまりません。

子供がインフルにかかっても、ノロウイルス感染しても、看護した私はアクアリブの空間噴霧で守られてきました。
20年来の空間噴霧実績のある我が家では、家庭内感染で家族全員が寝込んだことは今まで一度も経験していません。
うっかり拭き忘れたウイルスも、噴霧器を稼働させておくだけで、アクアリブが沈着して不活化してくれます。
こんな時こそ是非空間噴霧の恩恵を味わっていただきたいと思います。

さて、日本でもマダニの感染症が心配な季節です。
アメリカ発のベンチャーが開発した、UV-C波とウルトラソニックによる、除菌と駆虫ができる小型のデバイスを近日中にご紹介予定です。

どうぞお楽しみに!

アクアリブの安全性や実証効果を解説!次亜塩素酸水を知るための最新知見や研究詳細は下記ページからご覧いただけます↓







  • 現在、カリフォルニア州サンタモニカで娘と二人暮し中。アニマルシェルターレポートや、アメリカのオーガニックの現状、ペットフード・ペット事情などを発信しています。電子書籍「本当は怖いペットフードの真実』がRCFパブシッシングから出版されました。 メディカルハーブ協会認定/ハーバルセラピスト、日本成人病予防協会認定/健康管理士一般指導員、ペットロングライフカウンセラー。 趣味は書道と植物のスケッチ、手作り化粧品やハーブのチンキ作り、ヨガと瞑想。