オーガニックチキンの占有面積
鶏は、ケージに入れられ飼育される事が多いですね。
日本だと何段にも積み上がった鶏舎が思い浮かびます。
広い土地がある諸外国であっても、ブロイラーは狭い所に押し込まれて生きています。
鶏1羽あたりが占有する面積を比べてみましょう。
まずブロイラーですが、1㎡に18羽が押し込まれます。
1メートル四方の四角い土地に18羽がひしめき合ってるというわけです。
ブロイラー1羽が与えられた面積は0.055㎡。
身動きできない状態ですね。
フリーレンジと呼ばれる放し飼いの鶏でも、1㎡に6羽の割合で飼育されます。
1羽あたりの占有面積は0.16㎡です。
それでも、ブロイラーに比べれば3倍の面積がもらえる計算です。
では、ヤラーのオーガニックチキンはどうでしょう。
オーガニックのチキンの占有面積は1羽あたり4㎡です。
1羽あたりの占有面積 | |
ブロイラー | 0.055㎡ |
フリーレンジ鶏 | 0.166㎡ |
オーガニック鶏 | 4㎡ |
オーガニックチキンは、ブロイラーの73倍、
フリーレンジチキンの25倍の面積を与えられ、
自由に動き回る
ちなみに、オーガニックチキンは、これだけの広さを自由に動き回るので、活動量が多くなり、より多くのエネルギーを必要とするため、食べる食事の量も多くなるのだそうです。
ほぼ動き回る事が不可能なブロイラーと比べると、大きな差があります。
こんな環境にいるオーガニックチキン。何を食べているのかというと、牧草が生えている間はグラスフェッドとなります。
ヤラーのチキンの飼育地域は、オランダ、ドイツ、ベルギー、イタリア、イギリスなので、冬場の草が生えていない時期は、オーガニック飼料を与えます。
オーガニックの飼料にはGMO(遺伝子組換え作物)は入っていません。
日光を浴びて、外の自然な風を浴びて、自由に動き回るオーガニックチキンは、ストレスも少なく、育成される間高い免疫力を保ちます。また、運動量が多いので脂肪分が少ない肉となります。
ヤラーの工場に運び込まれたオーガニックチキンはこんな感じです↓