野良猫ちゃんを保護してきました(その1)


こんにちは!ルシアンの水野です! 

さて、ルシアンで掲げた目標 「殺処分ゼロ」

わたし自身、殺処分・動物虐待について幼いころから考えるものがあり、どうにかしてこの問題の改善をしたいと思っていました。( 小学4年生の時見た、「仔猫虐待の様子がウェブにアップされた事件」の衝撃と怒りは、今でも忘れません)

会社でこの目標を掲げ、まずは野良猫、野良犬の保護活動を!と意気込んでいたとき、同僚の丹羽さんから、「夫の職場の近くで、小さい仔猫がガリガリでさまよっている…」との報告が。

 

これは、助けるしかない!!!

 

詳しく聞くと、その地域は住宅もなく、まわりに親猫や兄弟らしき猫もいない、とのこと。(飼い主調査も行いましたが、やはり見当たりませんでした)

これは黙っちゃいられない!保護して里親を探そう!

そうしてルシアンの殺処分ゼロの第一歩となる活動が始まりました。

まずは捕獲しなければ話にならないと、休日会社に集まり捕獲作戦を決行することにしました。目標を掲げたとは言っても猫の捕獲なんて初めてです。軍手、網、タオルとダンボール、それとひっかかれないように長袖、暑さ対策のスポーツドリンク…とにかく必要そうなものをかき集めました。

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えさをあげると近寄って食べるという情報を得ていたので、あえて捕獲器は使わないことに。「中々近づいてこないんじゃないか」「上手く捕まえられず逃げてしまうのではないか」不安はよぎりましたが、やるしかない…

準備を整え、よしいざ出陣!

 

 

…と、その矢先。

おはようございま~す。猫ちゃん近づくとおなかを見せて懐っこかったので、捕まえてきちゃいました(^^)

 

あ、、あれ、、、?

 

ガリガリで1匹でいたという野良猫ちゃんは、相談してくれた丹羽さんがすでに捕まえていました。

元々私達と一緒に捕獲に行く予定だったのですが、その前の日に気になって現場に行っていたそうです。とても人懐っこい子で、簡単に保護できたとのこと。

 

…うん、無事保護できて良かった良かった(あの気合をどこに回して良いか混乱中)

 

なにはともあれ、猫ちゃんは大きな傷もなく一安心でした。

それしにても…

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初めての場所でもこの貫禄っぷり!

物怖じしない、野良ちゃんとは思えない子でした!

優雅にあっちをくんくん、こっちをくんくん…。人にも臆せず近づき、抱っこをすると喉をぐるぐる…。

 

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弊社のドッグスタッフ「メル」のほうが、気になってあたふたしていました(笑)

 

そんなこんなで、私達の意気込んだ捕獲作戦はどこへやら、保護猫ちゃんは一瞬でルシアンスタッフのハートを奪っていきました。

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本当に人懐っこくて、いろんなものに興味を持つ子でした。

こんな子が今まで1匹で生きていたなんて…。そう思うとなんだか切なくて仕方ありませんでした。

親猫が置いていってしまったのか、それとも親猫は車に轢かれて死んでしまったのか、あるいは誰かが捨てたのか、私達には本当のことはわかりません。

ですが、こうやって私達の元に来たひとつの小さな命を、全力で守らなければならないなと感じました。


  • 日本獣医生命科学大学 獣医保健看護学科卒業 / 日本動物看護協会 認定動物看護師 / 勉強の毎日ですが少しでもワンちゃん、猫ちゃんと飼い主様のお役に立てるよう、全力でサポートいたします。食べることが好き。美味しいものを食べていると自然と笑顔になります。中学、高校時代は部活でバトミントンに明け暮れていました。