加湿器除菌剤で95人死亡/韓国


ルシアンに来てくださる皆さんは、アクアリブのことはご存知かと思います。

アクアリブは、ルシアンにワンコがたくさん居た頃に、
どうしても安全な除菌がしたくて探し求めて巡り合った除菌液です。

普通、除菌力と安全性って、逆のベクトルのものなので
安全性を求めると、どうしても除菌力が劣るし、
強力な除菌力を求めれば、今度は安全性を犠牲にしないとならない
という葛藤がある訳です。

一時期は「強酸性水」という、塩化ナトリウムを電気分解した水で除菌をしていました。
難点はすぐに効力が無くなってしまうのと、塩素ガスが発生するので空間除菌はできないということでした。

アクアリブは、次亜塩素酸のPhを中性に近い弱酸性にして
次亜塩素酸が持つ強力な除菌力を保ったまま、性質を無害にすることに成功しました。

菌やウイルス、あるいは人の皮膚やペットの毛などの”有機物”に触れると
真水に戻ってしまうので、もしも間違って飲んでしまったとしても安心なのです。

菌やウイルスそのものを酸化分解することで除菌しますので、
いわば「元を断つ」除菌と消臭と言えます。

空間噴霧をしても塩素ガスの発生がないので
人やペットがいる空間をそのまま丸ごと除菌することも可能となりました。

噴霧器による空間除菌はとても便利で、
例えば多頭飼いで糞尿の匂いや獣臭がどうしても気になるお宅や、
介護などで排泄臭や加齢臭が部屋に充満して不快感を感じている場合などに
絶大な効果があります。

これは「安全性」が確保されているからこそできることです

なのに、韓国では、加湿器の有害な除菌剤で95人もの人が亡くなっています。

2016年05月14日 22時30分の読売オンライの記事によると、
『英国の日用品メーカーの韓国法人「オキシー・レキット・ベンキーザー」の元社長らは2001年から11年にかけ、
加湿器の水に混ぜて使う殺菌剤製品に有害な化学物質が入っていることを知りながら、
安全性検査をせず、販売した疑いが持たれている。

加湿器用殺菌剤に含まれる有害物質を乳幼児や妊婦らが吸い込み、健康被害を受けたもので、
これまでに死者95人を含む計221人の被害者が出ている。』

乳幼児や妊婦らが吸い込み、、、、
なんと痛ましい事故でしょう、、、、。

この事故の後、化学製品への不安感の拡大を受け
韓国環境省はP&Gに対して
「ファブリーズ」の成分の公表を要請したそうです。

アクアリブのように、安全性も除菌力も兼ね備えた物は少数派で、
一般的には
「除菌力が高ければ安全性が低い」し
「安全性が高いものは除菌力が劣る」というのが除菌剤の宿命です。

除菌剤はもしかすると危険性と隣り合わせかもしれないと十分に吟味して選びたいものです。

アクアリブの安全性試験
sigeki-allegy sigeki-skin sigeki-eye sigeki-drink sigeki-cancer

さて、アクアリブは空間除菌ができることが大きな特徴ですが、
アクアリブ噴霧器にアクアリブ以外の液体、
例えば「水」を入れて使うのはくれぐれも避けて下さい。

アクアリブ噴霧器は「超音波式」の噴霧器です。
水を水蒸気にして放出するタイプの加湿器のように、
タンク内の水が高温になることはありませんので
火傷の心配やランニングコストが高く付く心配をせずに済みます。

しかし、もしタンクにただの「水」や「精製水」などの
アクアリブ以外のものを入れて運転した場合、
放置したタンク内の水に雑菌が発生する可能性が否定できませせん。
水は腐りますし、雑菌が湧きます。

俗に「加湿器病」と呼ばれる問題は、
超音波噴霧器に「ただの水」を使用して運転してしまった時に起こる障害です。

■噴霧器には必ずアクアリブを入れて稼働させて下さい。
「ただの水」や「精製水」はNGです。

■噴霧器には必ずアクアリブを入れて稼働させて下さい。
「次亜塩素酸そのもの」(ハイターなどの塩素系溶剤です)はNGです。

適切に使うことで大きな恩恵が得られるアクアリブ。
どうぞ感染症の予防や、空間の除菌・消臭にお役立て下さい。


  • 現在、カリフォルニア州サンタモニカで娘と二人暮し中。アニマルシェルターレポートや、アメリカのオーガニックの現状、ペットフード・ペット事情などを発信しています。電子書籍「本当は怖いペットフードの真実』がRCFパブシッシングから出版されました。 メディカルハーブ協会認定/ハーバルセラピスト、日本成人病予防協会認定/健康管理士一般指導員、ペットロングライフカウンセラー。 趣味は書道と植物のスケッチ、手作り化粧品やハーブのチンキ作り、ヨガと瞑想。