空港で活躍する動物たち


お健やかに新年をお迎えのことと存じます。

年末・年始のお休みに空港を利用された方もいらっしゃるかと思いますが、
ここロスアンゼルス国際空港には、Pet Unstressing Passengersというプログラムがあります。
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長旅をして疲れた乗客を癒すためにセラピードッグたちがお出迎えしてくれるサービスです。

訓練されたわんちゃんたちが、ハンドラーの方と一緒に空港内を巡回しています。
「Pet Me」とプリントされた赤いベストが目印です。
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この写真はロサンゼルスタイムズからセラピードッグのFINN君、
4歳のアイリッシュウルフハウンドで、好きなおやつはブルーベリーだそうですよ。
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ロサンゼルス国際空港のホームページを見ると、
50頭のわんちゃんのプロフィールがありました。
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日本では、空港にいるのは麻薬探知犬のジャーマンシェパード?
みたいなイメージがありますが
ロスの空港のように、大きさも種類も多様なわんちゃんたちがいたら
長旅の疲れも時差ボケも忘れて、楽しい気持ちになるでしょうね。

ちなみにポートランド国際空港や、シカゴのオヘア国際空港では
空港の敷地内のエコ除草係としてヤギが働いています。
米ポートランド空港に「働くヤギ」、任務はエコ除草
除草剤を使わないので環境にも優しく、機械が入り込めない場所も除草できちゃうそうです。

尚、ファルコン環境サービスという会社では、
飛行機と鳥との衝突事故回避のために、ハヤブサや鷹などの猛禽類を使ったサービスを行っているそうです。
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アメリカでは年間11,400回の衝突事故が発生しているといいます。
鳥たちが猛禽類を見て、外敵が来たと逃げることで衝突回避ができれば一挙両得?
日本の鷹匠とは違う猛禽類の活用方ですね。


  • 現在、カリフォルニア州サンタモニカで娘と二人暮し中。アニマルシェルターレポートや、アメリカのオーガニックの現状、ペットフード・ペット事情などを発信しています。電子書籍「本当は怖いペットフードの真実』がRCFパブシッシングから出版されました。 メディカルハーブ協会認定/ハーバルセラピスト、日本成人病予防協会認定/健康管理士一般指導員、ペットロングライフカウンセラー。 趣味は書道と植物のスケッチ、手作り化粧品やハーブのチンキ作り、ヨガと瞑想。