私はセリアック病と診断された訳でもないし、
試験的に実践している程度のゆるいグルテンフリーですので
”これは明らかにグルテン”と分かっていているのに、誘惑に負けて食べてしまったりもするし、
食材選びもそれほど厳格ではありません。
(セリアックの人たちは、例えばミートボールのつなぎに小麦粉が使われているかとか
小麦粉で作られたホワイトソースは避けるとかしなければなりません。)
でも、グルテンフリーの話をして、
パン=食べない
パスタ=食べない
ピザ=食べない
ハンバーガー=食べない
サンドイッチ=食べない
ラーメン=食べない
うどん=食べない
ケーキ=食べない
クッキー=食べない
という説明をすると、
必ず「食べるものあるの?」と聞かれます。
確かに食べなモノが多いように思えますね。
でも、
ちゃんと食べるものありますのでご心配なく。
日本ではまだグルテンフリーがあまり知られていないし、
興味を持つヒトも少ないですから致し方ありません。
いかに小麦粉を使ったメニューが浸透しているかという現れですね。
アメリカではグルテンフリーがかなり周知されてきているせいか
グルテンフリー食材も豊富だし、わかりやすく表示されています。
ちょっとこだわりのカフェでは、
サンドイッチのパンもグルテンフリーの素材に変更して注文できたり、
(デリカテッセンではグルテンフリーサンドイッチが注文できます)
クッキーなどのスイーツもグルテンフリーという表示のものが置いてあったりします。
(グルテンフリーのケーキ類は代わりにココナッツフレークを使っていたりします)
最近はドミノピザがグルテンフリーピザを売り出しています。
この間、早速試してみましたが、ふわふわのパンのような生地ではなく、
クリスピーなおせんべいのような生地にチーズやサラミが乗っていました。
脂っこさを感じるのが少なくて、普通のピザより私の好みにあっていました。
また、シリアルなども、グルテンフリーと書かれたものが沢山売っています。
私はトレーダージョーズのこの↓グルテンフリーグラノーラが気に入って愛用しています。
パンやパスタは食べないので、代わりにお米やキヌアを食べています。
家庭での調理の場合、小麦粉は米粉で代用できてしまうので、
米粉はとても重宝です。
娘は時々米粉でケーキを焼きます。
米粉はグルテンがないので混ぜるのも楽です。
これは今愛用の米粉です。
米粉を使うと、特にホワイトソースが楽に作れるのが嬉しいです。
バターも油も無しで、牛乳と米粉を混ぜてゆっくり温めるだけでオッケーなのがありがたいです。
パンケーキなどを食べたい時は、そば粉か米粉を使って作ります。
日本人はお餅も食べられますので嬉しいですね。
甘味が欲しい時は、もち粉や葛粉などで和風のスイーツができます。
2年前から、飛行機の機内食も「グルテンフリー」でお願いするようになりました。
炭水化物にパンはNGなので、こんな感じの↓お米のクラッカーが出されます。
お米を膨らませて作るポン菓子を形成した感じですね。
アメリカらしい、サワークリームとかチェダーチーズなどの
フレーバーを付けたライスチップスも売られていますが
私はsea saltだけで味付けされたブラウンライスで作られたものが一番好きです。
皆さんに「食べるものないでしょ?」と心配されますが、
グルテン抜いても結構食べるものありました(笑)
だんだん体がグルテンを欲しがらなくなるので、
禁断症状のようなものも特に強くは感じません。
逆に、誘惑に負けて食べてしまった後の
疲労感や消化器の不調の方が辛く感じる今日この頃です。
あの有名な彼も!グルテンフリーダイエットで世界ナンバーワンになった!
このお話は次回に
■グルテンフリーダイエット(1) ピザもラーメンもパンも食べない
■グルテンフリーダイエット(2) グルテンって何だ?
■グルテンフリーダイエット(3) 小麦粉の日本侵略
■グルテンフリーダイエット(4) グルテン不耐の症状
■グルテンフリーダイエット(5) 133人に1人
■グルテンフリーダイエット(6) 食べるものあるの?
■グルテンフリーダイエット(7) ジョコビッチの快進撃
■グルテンフリーダイエット(8) センシティブでないとダメなわんちゃん達