こんにちは!「ちゅら」と過ごす愛おしい日々を送っている飯田です。
今日は少し昔話をしようと思います。
私が生まれて初めて犬を飼うことになったのは、弟が就職先の仙台から実家に戻って来た時、まだ仔犬のシェルティー(シェットランドシープドッグ)の「なお」を一緒に連れて来たからです。
私は犬に何かされたことがないのにもかかわらず「怖い」と思って生きていたので、本当に小さな仔犬の「なお」さえも怖くてどう接したらいいのか分からない状態でした。
それを察するかのように「なお」は私にだけ甘噛みをして来たので、どうして私だけ噛むの?と毎日半泣きになりながら過ごしていました。
「なお」はとっても頭が良く、教えたことは2,3回で覚える子でした。
私にだけしていた甘噛みは、私が「なお」に慣れ、素直に愛情を注げるようになっていた時には全くなくなっていました。
それだけではなく、遊んでいる時ちょっとした拍子で「なお」の歯が人間の一部に触れると、自分が悪いとすぐ反省するほど、噛むことはいけないのだと強く認識していました。
その他の躾に関しては、すでに弟がちゃんとしていたので、私は躾をする経験がないまま「なお」と楽しくて愛しい日々を暮らしていました。
そんな可愛くて愛おしくてたまらない「なお」と毎日過ごしていたにも関わらず「犬の十戒」はもちろん知らず、ペットフードの重要性や病気に対する心構え等、犬を飼うということに対して深く考えずにいたのです。
その無知で何も考えずに過ごしてきたことを、激しく後悔する時が「なお」を飼い始めてから6年経ったころに訪れました。
「リンパ腫」になってしまったのです。
犬のリンパ腫については原因はハッキリ解明されていないようですが、もし「なお」を飼う時に「ヤラー」を知っていたらリンパ腫の発症をもっと遅くできたかもしれない。リンパ腫が発症しなかったかもしれない。リンパ腫との関係性はわからないけれども、明らかに体に悪いドッグフードを与えていたのは確かです。私はただひたすら悔やまずにはいられなかったのです。