知ってる?スタバのドリンクの砂糖の量 (糖に注意1)


ついついコーヒーを買いにスタバに足が向いてしまう私は
スタバならwi-fiあるし、コンセントもあるし、便利だからと言い訳をしています。

でも、今日は私もよく利用するスタバのドリンクに
これだけ砂糖が含まれているんだよ〜!という
イギリスのAction on Sugarという団体のレポートを目にしたので、
グルテンではなく砂糖について考えてみます。
記事の出典・詳細はこちら

食事の改善でパフォーマンスを上げている
一流のスポーツ選手たちの話題を
グルテンフリーダイエット」の(7)で取り上げました。

グルテンフリーを実践し、世界ランキング一位に君臨し続けるジョコビッチも、
栄養士の指導で食事改善を進めるドイツのサッカー選手たちも
揃って口にするのが「精白糖」の制限です。

脳の栄養素はブドウ糖だけなので
糖を一切摂らないというのは生きていく上で問題が出てくると思います。

ただ、砂糖を積極的に摂取しようとしなくても
糖は色々なものに含まれています。
例えば果物を食べても果糖が摂取できるといった具合に。

私がスタバで頼むのはだいたい「ソイラテ」です。
16ozのグランデサイズで砂糖の含有量は17g (ティースプーン4杯)です。
(ティースプーン1杯は角砂糖1個と同じ約4g)

成人の一日の砂糖の推奨摂取量が25gですから、
ソイラテ一杯でもう7割弱は摂取してしまった計算になります(汗)

しかし、この程度で驚いてはいけません。

Action on Sugaeによると、最悪に砂糖が多いのは
Hot Mulled Fruit Grape with Chai, orange and cinamon
で、ティースプーン25杯分(100g!!?)の砂糖が入っているというから驚きです。
どうも日本では販売されていない種類のようですのでとりあえず一安心でしょうか。

sb-whitemocha

日本でも人気の高いスタバのメニューでは
バニララテが35g(ティースプーン9杯弱)、
キャラメルマキアートが32g(同8杯)、
ホワイトチョコレートモカが59g(同15杯弱)
となります。
<いずれも16ozグランデサイズHot スターバックスUSAのサイトの表示から>

starbucks-sugar
<※画像中でホワイトチョコレートモカが18teaspoonsとなっているのはVentiサイズのためです>

スタバで無糖のコーヒー以外を頼むと、気がつかないうちに、
結構大量の砂糖を食べてしまっているってことですね。
砂糖を9杯も10杯も、そのままではとても食べられませんが
ドリンクに入れられると飲めてしまうんですね。

アメリカでは、オーバーウエイトや肥満、その後の糖尿病が大問題になっています。
コーラなどのソーダ類をファストフード店で注文すると
カップのサイズはバカデカイし、お代わりも無料だったりします。

一度、空港でマックシェイクを「一番小さいカップで」、と頼んだら、
ラージしかないと言われたことがあります。
Chocolate-McCafe-Shake-Medium
甘過ぎて飲めたものではなかったこのシェイクの砂糖含有量は、
何と111g(ティースプーン27杯分!!)でした。

この間、娘と昔話をしていて、
小学生の頃、我が家に遊びに来た娘の友達から
「お前のうちは遊びに行ってもジュースが出てこない」
とクレームがあったと聞きました。

水か麦茶飲みなさい、という主義だった我が家では
ジュースが冷蔵庫に入っているということがなかったのです。

クレームを受けた娘には申し訳ないことしたな、と思いましたが
ソーダやジュースにも砂糖が潜んでいるんです。
fanta
500ccのペットボトルの飲み物で
コカコーラ 55g (ティースプーン14杯)
三ツ矢サイダー 50g (12杯)
ファンタオレンジ 60g (15杯)
カルピスウオーター 66g (17杯)

どれも成人の推奨量の二日分以上の砂糖が入っていますね。

アメリカでは、”sugar25g”などと砂糖の量がそのまま表示されていてわかりやすいですが、
日本では”炭水化物3.5g”などとなっているので、それがおおよそ砂糖の量と思えばいいです。
500mlのボトルで、表示が100ml当たりとなっていたら、単純に5倍してください。

砂糖の含有量を確かめてから飲み物をいただくようにすると
これ本当に飲んでいいのか?と思い直すことにつながって、
砂糖の排除ができるかもしれませんね。

あ、ヤラーを食べているわんちゃん・猫ちゃんにも
フードにぬるま湯をかけて水分摂取をお勧めしていますが、
飼い主さんもお水は積極的に飲んでください。

老廃物の排泄など、体の浄化にも役立ちます。

カロリーも糖分もゼロですから!


  • 現在、カリフォルニア州サンタモニカで娘と二人暮し中。アニマルシェルターレポートや、アメリカのオーガニックの現状、ペットフード・ペット事情などを発信しています。電子書籍「本当は怖いペットフードの真実』がRCFパブシッシングから出版されました。 メディカルハーブ協会認定/ハーバルセラピスト、日本成人病予防協会認定/健康管理士一般指導員、ペットロングライフカウンセラー。 趣味は書道と植物のスケッチ、手作り化粧品やハーブのチンキ作り、ヨガと瞑想。