前回のブログで、ルシアンのお客様が
メルを使って動物保護団体にフードを贈って下さったことをご紹介しました。
そんなお客様のアクションに触発されて、
今回は、アメリカの動物保護の現場を訪れてみました。
訪問したのは
Humane Society Ventura County
(ヒューメイン・ソサイエティー・ベンチュラ・カウンティー)
娘がボランティアの一員として参加している団体です。
ここは1932年に設立という80年以上の長い歴史を持ちます。
1932年の日本といえば昭和の初め。
動物保護の概念すらなかった頃かもしれません。
クリニックが併設されていて獣医さんがいます。
ベンチュラカウンティーという名前が付いているので
(カウンティーというのは日本でいう県のようなものです)
国や県などの公共団体からの資金援助があるのかと思ったら
ここは全くのインディペンデントの団体で
寄付やクリニックでの避妊・去勢、ワクチン接種などと
ボランティアワークで賄われているそうです。
さすがにアメリカらしいと思ったのはコレ
ちょっと画像が分かりにくいかもしれませんが、馬が保護されてきています。
虐待や飼育放棄されるのは、犬や猫だけでなないというのがアメリカならではです。
そしてこれもアメリカならではですが、
この時期どこのショッピングモールに行っても必ずサンタが居て、
特に子供達が一緒に写真を撮ってもらっています。
もちろん有料のサービスで、$30位を支払います。
ヴェンチュラカウンティーのペットシェルターでも
寄付で運営するための資金集めとして、サンタのイベントを開催していました。
12月の最初の日曜日に、ここの施設を訪れると
サンタとカメラマンが待機していて、
自分のペットと一緒の写真を撮ってもらえます。
施設の運営のための寄付金として$25を支払います。
サンタと一緒の写真を撮りたがる?アメリカ人の心をくすぐるこのイベント。
犬猫好きが、サンタとペットと一緒の写真を撮りに来て、
動物保護の活動のために寄付をしてくれたら、
人もペットもシェルターのスタッフも、皆幸せになれますよね。
日本でもこんなアイディアの募金活動があったらいいのかもしれないなぁと感じました。
では、次回は内部に潜入して、可愛い猫さんの様子をご紹介したいと思います。